2020年3月10日(火)付

トロバス「奇跡の1台」残せ 大町市 「文化遺産」保存へCF挑戦

 「解体されたはずの関電トンネルトロリーバスがあると聞き、まさに寝耳に水だった」。一昨年、運行を終えてすべて解体されたはずの立山黒部アルペンルート関電トンネルトロリーバスの最後の1台が、ファンの一報から、現存していることが分かった。トロバスに対するファンの熱意も感じ、大町市の歴史文化も象徴するトロバスを残そうと、市は10日正午から、初のクラウドファンディング(CF、外部からの資金調達)に挑むことを決めた。大町市観光課課長補佐の宮坂充明さん(50)は「目標金額を達成できなければ諦めます」と決意を固める。
ユーコンポールいつ倒れる? 大町エネ博 予想応募31日まで

 大町市の大町エネルギー博物館(山下邦彦館長)は6日、春の雪解けとともにポールがいつ倒れるかを予想する「第7回大町の春を待つEYP(エネ博ユーコンポール)」のポールを施設北側の融雪溝に設置した。雪不足により昨年より1月以上遅れての設置で、全長6bのポールを1b60aの雪に埋設した。ポールがいつ倒れるのか予想するのを楽しみ、春の訪れを待つ。応募締め切り3月31日。
八方池の環境守って!! 白馬北小4年生  「登山マナーカード」手作り

 白馬村の白馬北小4年生57人は、手作りの「登山マナーカード」1万4000枚を制作し、白馬村役場やJR白馬駅、アウトドア店舗などで配布した。多くの観光客の手に渡り、環境保全につながるように願っている。
エコラップでプラ減らそう 池田 八寿恵荘でWS ネット発信

 池田町広津のビオホテル「八寿恵荘」で4日、オンラインベースの「手作りみつろうエコラップワークショップ(WS)」が開かれた。オーストラリア発祥のエコラップブランド「KoKeBee(コケビー)」の創立者・楳うめ村郁子さん(オーストラリアシドニー在住)のお話とWSをライブ中継で行った。
春なのにおおまぴょん待機 大町市 観光イベント中止で

 新型コロナウイルス感染の拡大で、各地で次々と観光キャンペーンが中止になっている。例年は市内外のキャンペーンやイベントに引っ張りだこの大町市キャラクター・おおまぴょんも市役所ロビーの「おおまぴょんの執務室」で待機を余儀なくされている。
大町の飲食店など休業 新型肺炎感染拡大防止 外出・旅行自粛に対応

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、大町市内で飲食店などの休業や休館が相次いでいる。ウイルスの感染拡大防止や観光客の旅行自粛や不要不急の外出を控えることなどにより、各所で対応が迫られている。
トップページ 3月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.