2020年3月11日(水)付

自粛期間国方針に沿う 大町市が新型肺炎対策会議

 大町市は10日、新型コロナウイルス感染症対策会議を開いた。市主催のイベント・行事を原則、延期・中止とする開催基準の適用期間(17日まで)について、近日中に発表される国の方針に準じることを確認した。開催基準の見直しも行った。感染リスクが高まる状況に、換気状況が悪いことや、人が至近距離で会話する環境にあることなどを加えた。この時期に開催しなければならず、実施日の変更が困難なものについては、風通しの悪い空間をなるべく作らないなど実施方法の工夫を求めた。
こんど出掛けよう!!〜大北の施設・紙上見学会〜大町市民俗資料館

 大町市社地区を中心に、地域に残された文化財や民俗の歴史に関する資料を展示している。社地区は仁科氏が居館を構えていたことから、多くの文化財が現在まで伝えられている。資料館が旧社小学校跡にあることから、明治から現在に至るまでの学校教育関連資料などを展示している。旧大町市内の学校の年表や教科書なども並ぶ。
陶製おおまぴょん寄贈 大町・「相陶窯」の相澤さん いろいろ持てるよ、活用して

 大町市八日町の陶芸家・相澤正樹さん(58)が4日、市キャラクター「おおまぴょん」の陶製人形2体を市に寄贈した。「かわいい」と自身もファンだというおおまぴょんを、立っている姿と座っている姿で制作。「今後もいろいろな姿で作っていきたい。子どもにも人気があり、大町市の宣伝にもなれば」と思いを込める。相澤さんは平成29年に白馬村から大町市に移住し、八日町に工房「相陶窯」を構える。制作期間は約2カ月、試作品を含め6 体作った。試行錯誤を繰り返し、納得の2体が完成した。おおまぴょんも相澤さんのもとに駆け付け、作品と一緒に記念撮影。
全国年賀はがきコンクール・学生書き初め展覧会 大町の信濃書写教室9人入選

 大町市桜田町の信濃書写教室(峰村香代表)の生徒9人が、2月に結果が発表された「第36回全国年賀はがきコンクール」「第35回全国学生書き初め展覧会」で入選した。平林遥さん(17)=松本深志高校2年=が文部科学大臣賞、橋本彩さん(14)=仁科台中学2年=が学年優勝杯を受賞するなどし、喜びの声を上げた。平林さんは、年賀はがきコンクールで高校生の部の最高賞である文部科学大臣賞を受賞し、「努力が認められた。受賞を聞いて驚いたけどとてもうれしかった」と振り返る。
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