2020年3月31日(火)付

「家でもできる」運動体験 白馬「健學塾」高齢者支援を継続

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各地で外出を控える動きが続く中、白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健學塾」が運営している交流施設「あいんち」(白馬町)では、役場の委託事業のみ活動を継続。高齢者の健康づくりの支援活動を行っている。家で閉じこもることにより高齢者の運動機会の減少が心配されることから、自粛期間も自宅で簡単にできる体操をアドバイスしている。
住民寄贈のひな人形華やか 白馬 保福センターに段飾り

 白馬村保健福祉ふれあいセンター入り口に、七段飾りの豪華なひな人形が展示された。地域活動支援センターせみとんぼのメンバーが丁寧に飾り付けた美しい人形が利用者の目を楽しませている。、地域住民から村社会福祉協議会に寄贈された。大切に保管されていた豪華な段飾りは華やかで圧巻。段飾りとともに、松本市の伝統工芸で知られる押し絵びなも寄贈され、手作りひな壇を作って昔ながらに押し絵びなを段にさし美しく飾り付けられた。
手づくり惣菜や吟醸豚も 「エルブいけだ」売店オープン

 池田町ハーブセンターに隣接する活性化施設1号館「エルブいけだ」に27日、売店「ショップお茶のみましょ」がリニューアルオープンした。地元の女性たち手作りのお惣菜そうざいやこだわりの生産物を扱う。た町内の女性有志らが、任意団体「野のかおり」(北條由美子代表)を立ち上返し、発酵のさせ方や保存方法、使い方を説明した。参加者18人が作業に参加し、袋詰めにしたものを各自持ち帰った。家庭で作った有機質肥料で野菜を育てているという村内60代の女性は、「アドバイスをもらって、よりよい肥料を作りたい。使うのが楽しみです」と話した。4月以降は、川西市げ、地産地消・安心安全のお惣菜を提供する。
体にいいぼかし肥料づくり 松川村営農支援センター 家庭菜園愛好家学ぶ

 松川村営農支援センター生産流通部会は24日、家庭菜園で野菜作りをする人を対象にした本年度第1回の「田舎のやさいづくり教室」をJA大北南部営農センターで開いた。営農支援センター企画推進員の栗林浩さんの指導で、有機質肥料を発酵させたぼかし肥料づくりを行った。18人が作業に参加し、袋詰めにしたものを各自持ち帰った。家庭で作った有機質肥料で野菜を育てているという村内60代の女性は、「アドバイスをもらって、よりよい肥料を作りたい。使うのが楽しみです」と話した。
久々の大雪に悪戦苦闘 スキー場はにぎわい恵み≠ノ

 低気圧と強い寒気の影響で、28日夜から29日昼にかけて大北地域など広い範囲で大雪に見舞われた。各地で大量の雪が積もり、早朝から除雪に追われる市民の姿が見られた。各スキー場では、新型コロナウイルスの影響や雪不足に伴い、例年に比べ入り込みは少ないものの、多くの家族連れでにぎわい恵みの雪となった。新雪がたっぷり降り積もった白馬村のスキー場・エイブル白馬五竜では29日、地元を中心に多くのスキー客が訪れ、同スキー場によると、県外客は少なく、「地元を含めた近隣のお客さまが多いように感じる」と話した。
大雪で倒木各地で停電 大北列車運休住民生活に影響

 28日夜から29日昼にかけて降った大雪で、大北地域では倒木による停電が広範囲で発生し、一部地域は30日まで続いた。29日はJR大糸線が運休するなど住民生活に大きな影響をもたらした。29日朝から、雪の重みによる倒木が相次ぎ、複数箇所の電線が切れ広範囲にわたり停電が発生した。中部電力大町サービスステーションによると、30日午前9時現在、大町市の美麻・八坂・平、池田町の広津・陸郷、白馬村神城、松川で430戸が停電。大糸線では、倒木の撤去作業のため、信濃大町?南小谷駅間で終日、運転を見合わせ、約100人に影響が出た。
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