2020年4月29日(水)付

春告げるコブシの白次々と 白馬村内名所四十九院の大樹も

 白馬村内の各所で春を告げるコブシが咲き誇っている。名所として知られる深空地区内にある四十九院のコブシも次々に花をつけ始め、遠くからでも際立つ花の白さが目を引いている。コブシは昔から日本各地で春を告げる花木として親しまれてきた。別名田打ち桜?とも呼ばれ、この花の開花が農作業の目安ともされてきた。同地区のコブシは村内でもひときわ見事な枝ぶりの大樹を見ることができる。
飲食店の弁当配達します 池田町観光協が手伝い店舗支援

 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、池田町は5月1日から、町内飲食店の弁当を宅配するサービス「いけ弁」を始める。町観光協会が注文の受け付けと商品の配達に協力。売り上げが落ち込む地元の店舗を支援する地域ぐるみの取り組みだ。
豊作とコロナ収束祈願 大町市八坂 上篭地区守る大姥様例祭

 金太郎を産んだ「大姥様」を祭る大町市八坂大姥おおば山中腹にある大姥神社本宮で26日、例祭が開かれた。長年神社を守り続けている地元上篭あげろう地区の氏子や、大姥様のご利益を授かっているという麻績村からの参加者など約10人が出席。祝詞や玉串をささげ、五穀ごこく豊穣ほうじょうを祈るとともに、新型コロナウイルスの鎮静化を願った。
農作業の事故防ごう 5月1日から「運動月間」始まる

 田植えや畑の種まき、苗の植え付けなどで農業機械の利用が多くなる春の農繁期に、事故防止など安全を呼び掛ける県の「春の農作業安全運動月間」が5月1日から始まる。トラクターの運転や草刈り作業、下草焼きなど、農作業中の事故を未然に防ぐため、安全を推進する。県によると、昨年県内では農作業に関わる死亡事故が11件あり、今年もすでに3件発生している。トラクターによる事故が多く、死亡事故の8割以上は65歳以上の高齢者という。
感染防止登山も自粛を 県などが注意書き設置 

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、県や山岳団体は登山の自粛を呼び掛けている。北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会、大町警察署、県北アルプス地域振興局、白馬村は28日、白馬村の猿倉登山口へ入山自粛を呼び掛ける注意書きを設置した。注意書きは山小屋が営業しておらずテント場も利用できないこと、感染防止の配慮のため救助が遅れることなどを説明し、入山の自粛を求める内容で、七倉、針ノ木、爺ケ岳の各登山口計4カ所にも設置する。
信州の観光「お休み中」 GWの感染拡大防止 県が啓発キャンペーン

 大型連休中の新型コロナウイルス感染拡大を防止しようと県は、「信州の観光はお休み中」キャンペーンを県内各地で展開している。高速道路のインターチェンジや幹線道路沿いの道の駅などで、県外者に対して県境をまたいだ観光旅行の自粛を呼び掛けている。松川村の道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」では、県北アルプス地域振興局や村役場の職員などが、「不要不急の外出は極力控えてください」「往来自粛要請中!」と書かれたプラカードを首から下げて駐車場を巡回。車両のナンバープレートを確認し、県外者の数やどこから来たのかを調査していた。
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