2020年5月9日(土)付

涼しげニリンソウ見頃 白馬・姫川源流自然探勝園

 白馬村佐野の姫川源流自然探勝園で、「ニリンソウ」の群落が見頃を迎えている。散策路一帯が春一番を告げるフクジュソウの黄色の群落から、真っ白でかれんなじゅうたんへと模様替えし、涼し気な雰囲気を漂わせている。姫川源流は日本の名水百選の一つで、国道沿いに大きな河川の源流が見られる全国でもまれな場所。源流部一帯は湿地帯で、雪どけ後のフクジュソウの開花を皮切りに、季節ごと多種多様の湿原に咲く花々を楽しむことができる。
国の特別給付金10万円 松川・池田28日から支給 申請書発送は20・22日予定

 新型コロナウイルス対策で、国民1人当たり10万円を支給する国の特別定額給付金について、松川村は20日、村民に申請書類を発送する予定だ。21日から原則郵送で申請を受け付け、早くて28日から各家庭の口座への振り込みを始める。松川村は手続きの方法について、案内書を申請書類に同封する他、村のホームページや広報誌で発信していく考えだ。「給付金を一日でも早く住民に届けるため、できるだけ迅速に作業を進めたい」としている。
スイセン満開ブログで発信 休園中の国営公園

 新型コロナウイルスの影響で臨時休園している国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で、スイセンとムスカリが花を咲かせ、春風に揺らめいている。誰もいない公園でひっそりとたたずみ、園内には野生動物の姿も。感染症が収束した後に、大勢の人との再会≠待っている。。スイセンは種類によっては見頃を過ぎているものの、黄色や白の花びらをパッチリと開き、青空の下で良く映えていた。
県内第1号の標識設置 ツカサ工業自動車特定整備認証受け

 自動ブレーキなど先進技術を搭載した車の整備に必要な「自動車特定整備制度」認証を県内第1号で取得した大町市社館之内の「ツカサ工業」(佐藤憲司社長)の入り口に、認証事業者を示す「若草色」の標識が掲げられた。整備に向けた準備を整え、事業が本格的に始動した。
「母の日」花色とりどり 大町ナガサワ・フローリスト

 10日は「母の日」。大町市大町名店街のナガサワ・フローリストは、店頭に色とりどりのカーネーション、バラ、アジサイの花鉢、寄せ植えなどが並ぶ。春の繁忙期に卒業式や結婚式、各種イベントの中止・延期・縮小が相次ぎ、花き業界も新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受ける中で迎える母の日。「当日どうなるのか予想はできないが、できるだけ例年同様に入荷、準備を進めている」と同店。
休館中でも貸し出し再開 大町図書館 電話・サイトで予約受け付け

 大町市の大町図書館(宮脇哲子館長)で7日、予約貸し出しが始まった。蔵書検索ページか電話で予約を受け付け、図書館玄関で受け渡す。新型コロナウイルス感染拡大防止対策で臨時休館中(現時点で15日までの予定)における読書推進を促す。宮脇館長は「休館でご迷惑をかけている中、何とか図書館の本を読んでもらう方法をと考えた。しばらく不自由をかけるが、予約貸し出しで利用してもらえたら」と話している。
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