2020年5月13日(水)付

五穀豊穣願い御田植祭 大町・平仁科神社で春の神事

 大町市平森地区の仁科神社は10日、春恒例の神事「御田植祭おたうえさい」を近くの水田で開いた。羽田浩一宮司が秋の新にい嘗祭なめさいで奉納する「あきたこまち」を植え、地域の五穀豊穣ごこくほうじょうを願った。神事には羽田宮司と氏子総代会長の松澤啓さん(72)が参加した。松澤さんの水田の一角約4平方bを借り、羽田宮司が神社でくんだ水を注いで、今季の農作業の無事を祈願。

マウンテンリゾート始動 白馬岩岳16日から週末営業 

 白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートは16日から、北アルプスを望む絶景の展望台「マウンテンハーバー」やマウンテンバイク(MTB)を楽しめる岩岳ゴンドラリフトの週末営業を行う。事前予約制で県内客に限定。新型コロナウイルスの影響を受けて遅れた夏営業開始だが、衛生管理に万全を期し、ようやく白馬のグリーンシーズンの幕が開ける。
手軽な運動ネットで配信 池田のスポーツ教室大かえで倶楽部

 池田町の総合型地域スポーツクラブ「大かえで倶楽部」は、運動不足になった体を動かす動機付けにと、「YouTube」チャンネルを使った動画配信を始めた。子どもから高齢者まで、自宅や自宅周辺で一人でも手軽にできる運動を紹介している。クラブ指導員らが、ウオーキング、ランニング、ヨガの3つの運動を11の動画で紹介している。映像作りに長けた町職員が撮影・編集を手掛け、それぞれ10分以内の動画に仕上げた。
地域に貢献マスク1万枚 日本電熱が松川村に寄贈

 安曇野市三郷の電熱機器メーカー・日本電熱(松田博幸社長)は11日、松川村に使い捨てマスク1万枚を贈った。村内で工場を営む企業として地域に貢献しようと、新型コロナウイルスの感染対策を支援した。同社は細野地区で医療機器を製造する工場を操業。中国の取引先企業を通じてマスク7万枚を確保し、松本市と安曇野市にもそれぞれ3万枚を贈った。
手作りフェイスガード寄付 大町住民有志が医療・介護応援

 地域住民有志でつくる「医療介護従事者応援キャンペーン実行委員会」は7日、市民が協力し作成した手作りフェイスガードを医療機関や介護施設、北アルプス広域消防に贈った。最前線の現場で働く人たちへ、地域住民からの支援のメッセージともに届けた。実行委は、先月21日ごろからフェイスガードの制作協力や応援メッセージを地域住民から募った。制作には大町市の市民活動サポートセンターなども通じながら約30人、30団体が協力、協賛金は5月1日までに27万8000円集まっている。
防犯情報ポストに投函大町署 高齢者向け各戸へ啓発 

 大町署は、大北管内の高齢者に向けた防犯情報などを掲載したチラシのポスティングを実施している。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、地域の交番・駐在所の警察官が住宅を訪問して住民に直接防犯などを呼び掛ける「巡回連絡」を控えている中、防犯情報を地域に周知しようと取り組む。
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