2020年5月29日(金)付

栂池自然園6月1日開園 「水ばしょう祭り」は中止

 小谷村の栂池自然園が6月1日から、グリーンシーズンの営業を本格的に始める。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開園できるか検討していたが、国の非常事態宣言解除を受けて予定通りの開園となった。自然園に至るゴンドラリフトとロープウエーを運行する白馬観光開発栂池営業所では、6人乗りゴンドラリフトを4人乗りに、最大71人乗りのロープウエーは30人までに限定。利用客にはマスク着用と体温チェックで感染防止対策を徹底していく。
地震の揺れやすさ「マップ」に 信大調査グループ 池田・松川に作成提案

 大学の研究者などでつくる「信州大学震動調査グループ」は27日、池田町と松川村の行政関係者を対象に、地震の影響を受けやすい地盤を可視化した「揺れやすさマップ」の説明会を町役場で開いた。住民と情報を共有し、地域ぐるみの防災に役立ててもらおうと、作成を提案した。
道の駅彩る純白の花 「マツカワローズ」見頃

 松川村の道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」で、村名を冠したバラ「マツカワローズ」が見頃を迎えている。白とピンクのグラデーションを描く花が施設周辺を彩り、住民や買い物客などを楽しませている。
有機農法で野菜づくり 池田 住民有志が会立ち上げ

 農薬や化学肥料を使わない循環型の農業を体験して学ぶ「あずみの池田有機農法研究会」が、池田町の住民有志らによって今年立ち上がった。有機農法に親しみ、農作物を自給できる地産地消の町づくりを目指して、活動を始めている。
CFで広がる山小屋支援 コロナ禍で営業休止 応援の声励みに

 新型コロナウイルスの影響で営業休止を余儀なくされている山小屋を支援しようと、インターネットを通じて資金を募る「クラウドファンディング」(CF)へ賛同する動きが広まっている。宿泊だけではなく登山道の整備や周辺環境の保全、救助出動、避難場所としての利用など、登山に欠かせない山小屋のため、登山者や山愛好家が支援の輪を広げている。
アジアフ活動に役立てて 大町RC 岳陽高に支援金

 大町ロータリークラブ(RC、横澤賢樹会長)は27日、アフリカのマリ共和国へ支援物資を送る大町岳陽高校の取り組み「アジア・アフリカ難民支援運動」(通称アジアフ)で役立ててほしいと、5万円を同校に贈呈した。支援金はマリ共和国へ物資を送る輸送費に充てられる。
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