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2020年6月13日(土)付 |
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タクシー営業収入7割減 大町2社 コロナ打撃 市に支援要望
新型コロナウイルス感染症の影響で、タクシー業界も苦境が強いられている。大町市内のアルピコタクシー大町支社とアルプス第一交通では、書き入れ時の3〜5月の稼働率はともに例年の3〜4割程度にとどまり、営業収入も70%減と危機的状況にある。2社は12日、財政面の支援を求める要望書を牛越徹市長に提出した。
要望内容は、営業協力金として1事業者10万円と1車両あたり2万円の支給、プレミアム付き地域商品券でタクシーが使えるようにすること、車内におけるセパレートカーテンなど飛沫感染対策に対する費用交付などを求めた。
牛越市長は、観光などにおいてタクシー業者が果たす役割の大きさを認識する中、「(支援策について)良い結論が出せるよう検討を重ねる」と応えた。 |
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スズメ子育てハチの巣で 大町平木崎の「安曇」
大町市平木崎の運送会社「安曇」の社屋軒下に作られたハチの巣で、スズメが子育てにいそしんでいる。ハチの巣に空いた大きな穴から親鳥が出入りし、ひな鳥のためにせっせと餌を運んでいる。
同社にはハチの巣がいくつかあるが、鳥が巣をつくるのは初めてという。「珍しいものを見た」と、精一杯生きるスズメを眺めていた。 |
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コロナ後の山岳観光考える 県と事業者・団体が懇談会
新型コロナウイルス感染症に対応した今後の山岳高原観光に向けて考える懇談会が12日、白馬村の八方尾根会館で開かれた。白馬村・小谷村の山岳高原観光に関わる事業者や各団体、県職員ら44人が出席。現状を共有し、コロナ後の取り組みに向けて意見を交わした。
索道、交通、宿泊、山小屋など各業界の代表者が現状の厳しさや感染予防対策を報告。個別の事業者は協力金や給付金で耐えているが、今後の長期化でのリスク増の懸念や収束後の集客が不安視された。
県は、県民向け宿泊割引・観光クーポンなどの支援策を説明。県観光部の田中達也山岳高原観光課長は、長期化が懸念される中で厳しい個々の事業者に向けての支援について「県の産業労働部へ伝え、国へも働きかけ、切れ目ない支援が必要」とした。 |
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学習相談室リニューアル 高瀬中 多様な学び居場所£供
池田町の高瀬中学校は本年度から、学習相談室(登校支援教室)をリニューアルした。個別支援のための居場所や広く開かれたフリースペースとして、多様な学びの場を提供する。相談室は、生徒の興味・関心をきっかけに自主学習を支援することで、自尊心や自己肯定感を高めることを目的とし、登校支援員の清水智さんが運営する。
学習指導要領にとらわれない特質を生かしながら、教科学習にもつながる学びの機会を提供。PBL(課題解決型学習)に基づいたスタイルで、生徒のやる気を引き出し、自信をもてるようなメニューを多数用意する。 |
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園児実践通じ命守る備え 白馬幼稚園 本年度初の避難訓練
白馬村の信学会白馬幼稚園でこのほど、本年度初めての避難訓練が実施された。園児が実践的な訓練を通じ、災害発生時に自らの命を守るための備えを学んだ。
初めてとなる今回は、あらかじめ子どもたちに「この日のこの時間にサイレンが鳴ります」と告知する形で実施された。訓練は施設内から出火した想定で行われ、園にサイレンが鳴り響き、園児は火災が発生したことを知らされた。教諭から「煙を吸わないように、ハンカチで口を覆って先生といっしょに逃げます」と指導を受け、引率されて上履きのまま迅速に園庭に避難した。 |
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子育て世帯に給付金措置を コロナで経済負担増 大町一中PTA 市に要望
大町市の市立大町第一中学校PTAは12日、新型コロナウイルス感染拡大による休校などで食費など家庭の経済的負担が増えているとして、市と市教育委員会に給付金措置の検討を要望した。
同市の小中学校では、3月2日から5月下旬まで数日の登校はあったものの休校が続いていた。
PTA会長の宮永昌季さんと役員の松澤秀美さんが市役所を訪れ、牛越徹市長らに要望書を提出した。2人は、自身の家庭も外出自粛などが重なり、食費が1・5倍ほどに膨れ上がったことなどを説明した。 |
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