2020年6月14日(日)付

産前産後 預かり期間延長 大町市 子育て支援強化へ拡充

 大町市は7月から、産前産後における保育園での子ども預かり期間を延長する。同市が掲げる「妊娠から出産、子育てまで切れ目ない支援」の中の新たな取り組みで、出産に伴う母親の負担軽減を図る。
 預かり期間の延長へ保育園入所要件を見直した。これまでの預かり期間は「産前、産後それぞれ2カ月以内」だったが、7月からは、3歳未満について「産前、産後それぞれ3カ月以内」、3歳以上について「妊娠が分かったときから産後3カ月以内」に延長した。
高齢者の感染防止に活用 松川村社協 未使用マスク回収箱

 松川村社会福祉協議会は12日から、新品マスクの回収箱を村内に設置し、住民に協力を呼び掛けている。新型コロナウイルスへの警戒が続く中、高齢者福祉施設などに分配し、感染防止に役立てる。
 回収箱はゆうあい館と保健センター、すずの音ホール、子ども未来センターかがやき、村商工会館の5カ所に設置。未使用・未開封のマスクであれば、布製か不織布製かは問わない。集まったマスクは村内の特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどの他、民生児童委員を通じて高齢者世帯にも配布する。
湖面に華やかスイレン 大町 木崎湖の群生見頃

 大町市平の木崎湖で、スイレン(睡蓮)がピンクと白の花を咲かせ始めた。梅雨入りとなり、朝から雨が降り続いた13日、花びらに水滴をまとわせ、ゆらりゆらりと波紋が広がる湖面に浮かんでいた。
 スイレンは木崎湖南東の農具川河口あたりに群生している。湖畔を散歩する人が眺めたり、木崎湖でカヤックやSUP(スタンドアップパドルボード)を楽しむ人が花見に寄ったりと人気。
「道の駅白馬」感謝の催し 28日まで 地元作家の作品出展も

 白馬村の道の駅白馬では28日まで、「道の駅サンクスフェア」を開催している。日頃の感謝を込め、同施設をより地元の人に知ってもらいたいという思いを込めて企画。「ぜひこの機会に道の駅白馬にお越しください」と呼び掛けている。
 店内には白馬を拠点とする、地元のアーティスト約10人の作品を一堂に集めた「白馬手作りマーケット」の特設コーナーを設け、展示販売している。白馬の自然素材を使ったオリジナル作品は多種多彩。出展は初めてという人もあり、ここでしか手に入らない商品に出会う貴重な機会ともなっている。
北ア天空の花畑<Iープン 白馬五竜高山植物園 「3密」回避し来園者歓迎

 白馬村の白馬五竜高山植物園の今シーズンの営業が13日、始まった。新型コロナウイルス感染リスクの低減に向け、「3密」回避の取り組みを徹底して、来園者を歓迎。初日からオープンを待ち望んでいた来園者でにぎわい、高山植物で彩られた天空の花畑に笑顔が広がっている。
 白馬五竜スキー場のアルプス平ゲレンデを利用した高山植物園では、20年来地域の人々と協働で高山植物の植栽を続けて来た。
 高山植物の女王といわれるコマクサが咲き始め、チングルマ、ウルップソウ、クロユリ、シラネアオイの群生が見ごろを迎えている。同園の夏のシンボル、ヒマラヤの青いケシも、開園に合わせて開花調整した早咲きの花が美しく咲き、来園者を迎えている。
「カモミール」の理念継ぐカフェ 池田に27日「野のかおり」オープン

 池田町ハーブセンターに隣接する農産物加工販売施設で27日、カフェ「野のかおり」がオープンする。昨年閉店したレストラン「ビストロカモミール」の理念を受け継ぎ、町民有志が「地産地消」と「食の安全」にこだわったメニューを提供する。
 看板メニューはもっちりとしたピタパンに、新鮮な野菜や信州吟醸豚のローストポークなどをはさんだ「ごちそうサンド」。レストランの名物だったハンバーグも提供する。自家製のアップルミントやレモングラスなどを使ったハーブティーも自信作だ。
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