2020年6月16日(火)付

大町応援券「密」避け販売 1万5000冊残り市外者にも 

 新型コロナウイルス感染症の影響下から地域経済を回復させようと販売する10%のプレミアム付き地域商品券「がんばろう!大町応援券」の販売が14日から始まった。初日の市民限定販売は大町市文化会館で行われ、500人が訪れて、総数2万冊(2億2000万円分)のうち約4600冊が売れた。残った約1万5000冊は、15日から大町商工会議所で販売している。初日の限定販売では「密」を避け、行列は間を開けて並び、窓口で順々に引き換えていった。
山留生茶碗作り挑戦 大町八坂美麻学園で恒例行事

 大町市の山村留学センター八坂美麻学園で集団生活を送る山村留学生32人は15日、毎日の食事で使用するご飯茶碗作りに取り組んだ。同市八日町「相陶窯」の相澤正樹さん(58)を講師に、ろくろを使った陶芸に挑戦。何度も失敗を繰り返しながら、自分だけの茶碗を作り上げた。新入生は初めての茶碗作りで、山留2年目以降の継続生は、昨年までと方法が違うろくろ使った陶芸にチャレンジした。
花壇作りで地域に笑顔を 小谷小6年生セーフティーリーダー活動

 次世代を担う子どもたちが、地域の模範として防犯や交通安全に取り組む「わが家のセーフティーリーダー」として本年度、小谷村の小谷小学校6年生21人が委嘱されている。12日は大町少年警察ボランティア協会の「地域ふれあい活動」の一環として、大町警察署員らとともに、同校の花壇に花の苗を植える作業が行われた。
トレイル目指しスキルUP 池田・大かえで倶楽部中学生MTB教室始動

 池田町の中学生を対象にしたマウンテンバイク(MTB)教室の本年度の活動が始まった。生涯スポーツの場として、町の総合型地域スポーツクラブ「大かえで倶楽部」が運営。自然豊かなフィールドで、生き生きと活動している。高瀬中学校でALT(外国語指導助手)を務めるランドル・ミドルブルックさん(46)が講師となり、10月までの週2回、放課後に実施する。。新入部員を迎えて、14人で活動する。
科学で遊び学ぶ声戻る 大町博物館再開

 開館を再開した大町市平の大町エネルギー博物館(山下邦彦館長)で、体験やパズルなどに熱中する子どもたちの楽しそうな声が戻ってきている。あいにくの天気となった13日と14日には家族連れなどが訪れ、エネルギーや科学を遊びながら体験し、学んでいた。博物館は新型コロナウイルスの影響で5月末まで休館していた。感染症対策として、手が触れるパズルなどを縮小し、密集にならないような導線の確保や定期的な消毒などを実施。来場者に対してマスクの着用や入館者カードの記入、こまめな手指の消毒を要請している。
頭冷やして%チ殊詐欺防止 大町署と大北防犯協連

 年金支給日氷のう配り啓発年金支給日の15日、大町署と大北防犯協会連合会は、大町市のフレスポ大町と池田町ハーブセンター内の自動預け払い機(ATM)近くで、特殊詐欺被害防止の啓発活動を行った。年金を引き出しに来た高齢者を中心に声を掛け、チラシとグッズを配布し、防犯を呼び掛けた。今回は初めて、熱中症予防を兼ねて氷のうも配布。「頭を冷やして詐欺には冷静に対処して」と呼び掛けた。
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