2020年6月28日(日)付

「興味ある」スポーツ体験 スラックライン・スケートボード OSPO 大町で7月

 さまざまなスポーツの魅力を発信する大町スポーツ推進機構(OSPO)は、7月5、12、25日の全3回で、スラックラインとスケートボードが体験できる「エクストリームスポーツ体験会」を大町市内で開く。今年1月に組織が発足してから初の大規模イベント。初心者から経験者まで、楽しくチャレンジできる。
 OSPOは、地域住民にスポーツを身近に感じてもらい、元気を生み出そうと、スポーツ推進に取り組む有志や団体などで組織する。スポーツのできる環境や情報の発信などを行い、体験会は「興味があるけど機会がない、やり方が分からない」などという人のために開催。
 初回の5日はスケートボードを大町文化会館スケートボードパークで開催。12日はスラックラインを五日町の「いっしあーとすぺーす」、25日は両競技を同パークと文化公園で開く。
ちひろ美術館再開「楽しんで」 松川 感染予防万全 カフェは休業

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館していた松川村の安曇野ちひろ美術館は27日、営業を再開した。再開初日、初夏の安曇野の景色と合わせて、多彩な絵本や芸術作品に親しむ人たちで活気づいた。
 感染予防対策として、展示構成や展示点数を変えるなどの工夫を行い、カフェは休業する。入館者にはマスク着用の他、来館者カードへの記入などをお願いしている。
初夏の森林ミニ鉄道¥o発 白馬ミニトレインパーク 感染防止対策し営業

 白馬村和田野の「白馬ミニトレインパーク」が、今季の営業を開始している。例年は春の大型連休に合わせてオープンするが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため見合わせていた。利用者にマスクの着用と消毒を呼び掛け、ミニSLの乗車は1回1グループ限定とするなど、感染防止対策をしっかりと取る。オープン初日の20日は、全国の移動自粛が緩和されて迎えた初めての週末。県内外から待ちかねた家族連れなどが多く訪れた。
 森林の中に鉄道模型が走る本格的な森林ミニ鉄道を完備。コース内では施設が所有する、かつて国内外で活躍した蒸気機関車や初期型電気機関車のミニ車両の運転・乗車体験が楽しめる。
 旧国鉄時代に活躍した電気機関車「EF81・10号機」と国鉄最後の車掌車「ヨ8000」の実車両も、貴重な交通文化財として公開展示している。
安心安全な地元食提供 池田「野のかおり」オープン

 池田町ハーブセンター隣に27日、カフェ「野のかおり」がオープンした。看板メニューのピタパンサンドやパスタ、ハーブティーなど食の安全にこだわり、新鮮な野菜など地元産食材をふんだんに使ったメニューを提供する。
 同所は、町内の農家などでつくる農産物加工組合「カモミールの会」がレストランを経営していたが、組合員の高齢化や後継者不足などで昨年10月に閉店。理念を受け継いだ町民有志が元組合員の協力を受け新店舗を開店した。
大粒イチゴ頬張り笑顔 白馬の体験農場 小谷・白馬の園児招待

 白馬村瑞穂の「スノーファームHakubaいちご園」が22日と23日、小谷村保育園としろうま保育園の園児をイチゴ狩りに招待した。園児は真っ赤に熟した大粒のイチゴを摘み取って口いっぱいに頬張りながら「おいしい」「甘い」と笑顔を見せていた。
 今シーズンは23日で営業期間が終了することから、シーズン最後に地元の子どもたちに喜んでもらおうと、初の地域貢献活動としてイチゴ狩りを企画した。23日はしろうま保育園の年長児が訪れた。シーズン最後とはいうものの、順調に育ったハウス内では三番果が鈴なり。園児たちはお腹いっぱい食べ、お土産のイチゴももらってイチゴ狩りを存分に堪能した。
「大きいね、良いのだね」 大町 東小4年生タマネギ収穫

 大町市の大町東小学校4年生21人は25日、社閏田のほ場でタマネギの収穫を体験した。タマネギは昨年自分たちで苗を植えたもので、丸々と成長した姿に「大きい」と驚き、作業に熱中。土にまみれ、収穫の喜びを実感していた。
 タマネギは昨年10月に、地域住民でつくるNPO法人「仁科の里造り」(清水憲一郎理事長)の苗の植え付け体験学習として、約4600本を児童たちが植えた。
 大きく育ったタマネギに「おいしそう」「良いのが取れた」と楽しみながら取り組み、時間が迫ると「まだやりたい」と名残惜しそうな表情。収穫後は1人1袋を持ち帰り、袋いっぱいに詰めたタマネギに満足そうな顔を見せていた。
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