2020年7月2日(木)付

小学生ヤギ飼育に挑戦 美麻小中3年・総合学習 手作り小屋で3頭お世話

 大町市美麻小中学校(山岸澄雄校長)の3年生12人が今年、ヤギの飼育に挑戦することになった。子どもたちが丹精込めて手作りした専用のヤギ小屋に1日、春生まれの子ヤギとその母親(3歳・メリー)が入居≠オた。もう1頭の雄・クロも後日引っ越してくる。
 子どもたちとヤギとの出会いは5月下旬。市の若手職員有志らでつくり、耕作放棄地対策などを考える「ヤギと草むらの会」の金原徹会長が3頭を連れて来た。総合的な学習の一環として、飼育に取り組むことを決めた。
 ヤギは、登校後や放課後、休み時間などをあてて、クラスで世話する予定。
路線価 大町は横ばい 管内最高は市道若宮駅前線

 関東信越国税局は1日、令和2年分(1月1日時点)の路線価を公表した。大町税務署管内の最高路線価は、前年と同じくショッピングセンター「フレスポ大町」に隣接する大町市大町の市道若宮駅前線で、対前年変動率はゼロ、1平方b当たり2万1000円と横ばいが続いた。署別の最高路線価としては、関東信越管内で最低額だった。
 詳細は国税庁ホームページ(http://www.rosenka.nta.go.jp)で公開し、税務署等のパソコンでも閲覧できる。
白馬で学ぶ「SDGs」企画 誘致推進協 学習旅行プラン提案

 白馬村内の宿泊事業者や体験施設、土産品店などでつくる県学習旅行誘致推進協議会白馬支部(岩井良三支部長)は、SDGs(持続可能な開発目標)を学べる新たな学習旅行プラン案をまとめた。官民一体で生徒を受け入れ、積極的な学びを引き出す。SDGsへの関心が高い白馬ならではの企画案として、旅行代理店を通じて中学・高校に売り込む。
 6月30日、村多目的ホールで開いた新規プロジェクトワークショップで全貌を公開。実現に向けて会員や事業者に協力を呼び掛けた。すでに15事業所が協力を約束し、実現可能なプランとなっている。秋には白馬高校の協力を得て、テストプランの実施も計画する。
水辺に光跡 ホタル乱舞 小谷小プロジェクト 学校周辺の環境づくり成果

 小谷村の各所で夏の風物詩・ホタルが飛び交う時期を迎えた。清らかな水辺に幻想的な光跡を描き、鑑賞に訪れる人の目を楽しませている。小谷小学校近くの塩の道公園にも、夜になると数多くのホタルが飛び交っている。
 この公園がホタルの名所となったのは「白馬乗鞍高原ホタルの郷・ホタルの会」と、同校児童が協働で取り組んできた「ホタルプロジェクト」の成果。
 同校では学校だよりなどで鑑賞を呼び掛けている。保護者とともに児童や地域住民なども多数訪れ、光を眺めながら夏の夜を堪能していた。
小学生 地元の人に学ぶ 池田 土曜ふるさとクラブ開始

 池田町の小学生を主に対象とした「土曜ふるさとクラブ」の本年度の活動が始まった。学校間や異年齢で交わり、地域を知り地域の人と触れ合う場づくりを目指す。
 この活動は、土曜日の子どもの受け皿確保のため、地域学校協働活動の一環として教育委員会とPTAが連携して行う。本年度は、児童と保護者延べ約130人が参加。地域の人が講師となり、自然体験や将棋、パン作りなど11のクラブで活動する。
「プロドライバー」たたえる 大北 7事業所に安全運転表彰

 県内のバス会社や運送会社を対象に、交通安全に職場ぐるみで取り組む事業所を表彰する「第42回プロドライバー事故防止コンクール」で、大北地域から7事業所が受賞した。6月29日に大町署で表彰伝達式が開かれ、宮ア茂男署長が表彰状を授与。安全運転の取り組みをたたえた。
 最優秀事業所を4年連続で受賞した北安陸送(大町市)の丸山照二社長は「会社に帰ってくるまでではなく、出勤してから家に帰るまでが安全運転。これからも事故防止に努めたい」と受賞を噛み締めた。
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