2020年7月22日(水)付

「大暑」じっとり夏待つ 梅雨明け 平年より遅れる

 22日は二十四節気のひとつ「大暑」。一年で最も暑い時期とされている一方、関東甲信地方の梅雨明けは平年より遅れる見込み。長野地方気象台によると、県北部は22日、朝の最低気温22度、日中の最高気温27度。雨で昼前からくもり、ところにより夜のはじめごろまで雷を伴う。大北地域では夏の花も咲き始め、行楽シーズンを迎えているが、じっとりと蒸し暑い大暑になりそうだ。
密避け野球小谷リーグ開幕 コロナ影響2カ月遅れ 5チーム総当たり熱戦

 小谷村の小谷野球リーグ(矢口毅会長)は20日、令和2年度第44回リーグを開幕した。本来5月の予定だった大会が、新型コロナウイルスの影響で開幕できず2カ月の延期。緊急事態宣言も解除され、県内での感染も落ち着いてきたことから開幕を決めた。無観客での実施や、選手同士が密にならないようにするなど、一般的な感染予防に留意しながら試合を行っていく。
コロナ禍での避難学ぶ 池田四丁目が防災講演会

 池田町の四丁目自主防災会は19日、地区住民を対象にした防災講演会を池田小学校で開いた。新型コロナウイルスへの警戒が続く中、NPO法人東京いのちのポータルサイト監事・中橋徹也さんを講師に、地域の震災や水害のリスク、感染予防に配慮した避難行動などを学んだ。講演会には防災会の各班リーダーなど約30人が参加。世帯ごとに発災時の行動をあらかじめ決める避難カードの作成方法を学んだ。高齢者など災害発生時の要支援者を記した「住民支え合いマップ」作成に反映させたい考えだ。
白馬の絶景 MTBで疾走 23日からツアー電動・子ども用も

 白馬の絶景をマウンテンバイク(MTB)で疾走する体験ツアー「RIKEHAKUBAMTBTOUR」(エイブル白馬五竜IIMORI主催)が23日から始まる。電動アシスト付きMTBや子ども用のMTBもあり、関係者は「手ぶらで気軽に楽しんでください」と呼び掛けている。企画リーダーの鈴木雅人さんと、草g滋さんをガイドに、エイブル白馬五竜IIMORIをスタート。コースは姫川沿いや青木湖沿いを走る半日・1日コースが設定されており、定番から知る人ぞ知る穴場スポットまで、写真に残したくなる見どころも満載。
「仮想現実の大町」作成中 NPO地域づくり工房 社会実験ツール活用へ

 大町市仁科町のNPO地域づくり工房(傘木宏夫代表)で、大町市内のVR(バーチャルリアリティ・仮想現実)データを作成している。詳細に再現された商店街を歩いたり、車に乗って走ることも可能だ。町並みを仮想現実で作成することで、構造や数の変化で変わる人の動きを見たり、経年による変化、災害時の様子など、社会的なシュミレーション実験を可能にするツールとして役立てたいと作成する。現在は駅前通り商店街を中心にデータを構築中で、随時範囲を広げていきたいという。
夏の交通安全運動始まる 県内一斉 子ども高齢者の事故防止

 県内一斉の「夏の交通安全やまびこ運動」が22日、始まった。夏の行楽シーズンを迎え、外出の機会が増える子どもや高齢者などの安全を守るとともに、県内外から地域を訪れる観光客や地域住民などドライバーに向け啓発活動を行い、交通事故防止の徹底を図る。31日まで。
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