2020年7月23日(木)付

目標は「変わらず金=v バドミントン・奥原希望さん 大町帰郷 東京五輪へ抱負

 大町市常盤出身で、バドミントン女子シングルスの奥原希望さん(25)=太陽ホールディングス=が22日、市役所で「奥原希望さんを応援する会」会長の牛越徹市長らを表敬訪問した。新型コロナウイルスの影響で来年に延期となった東京オリンピックを「バドミントン人生最大の目標」と掲げ、大舞台に向け抱負や決意を語った。
 市役所では市キャラクター「おおまぴょん」や応援する会の会員らが出迎えた。東京オリンピックへ向け「1年後がどういう状況にあるか分からないが、最高のパフォーマンスが出せるようにしたい。今できることを毎日追求しながら日々成長していきたい」と話し、「目標は変わらず『頂点』の金メダル」と力強く目標を掲げた。
スノーピークきょうオープン 白馬 限定営業から全開放へ

 白馬村八方口の体験型複合施設「スノーピークランドステーション白馬」が23日午後1時から、グランドオープンを迎える。新型コロナウイルス感染拡大の影響による限定営業から、すべてのサービスを開放。芝生のイベントエリアを新たに展開し、地元生産者と観光客がつながる「週末マルシェ」などの企画を提供する。
 週末マルシェはイベントエリアに、農産物・加工食品・クラフト・アート・ワークショップなど信州で生み出された品々がそろう。第1弾は23日から26日までの4日間の開催で、地元の人々と観光客との交流の場を生み出す。
実践訓練で防災技術習得 小谷村消防団が研修

 小谷村消防団は18日、中土の観光交流センターやまつばきを会場に「水防・ポンプ等操作研修」を実施した。今年は新型コロナウイルスの影響で出初式やポンプ操法大会などが中止となり、本年度の同団の本格的な活動としてはこれが初めて。本年度の新入団員をはじめ、各分団部長までの消防団幹部ら50人余りが参加した。
 実践的な訓練を通じ、防災への幅広い知識と専門的な技術の習得に取り組むとともに、深澤憲夫団長の新体制のもと、地域の防災活動の第一線を担う消防団員としての意識を新たにした。
園児 七夕ちなみ自然に感謝 池田のこども園「おひさま」で夏祭り

 池田町会染の認可外保育園「安曇野シュタイナーこども園おひさま」は19日、「夏祭り」を開いた。卒園児や未就園児の親子、地域の人たちを交えて、遊びや盆踊りなどでひと夏の思い出をつくった。
 七夕にちなんだ人形劇が行われ、園児らは、魚型のクッキーを使った魚釣り、ツルの輪を使ったお手玉投げ、赤い布を巻いて火に見立てた缶積み、石探しなどの遊びを通して、それぞれの要素を体験した。「釣れた!」「大当たり!」などと大人も子どもも歓声を上げ、笑顔が広がった。
甘いブルーベリーに笑顔 大町幼稚園 常盤西山で摘み取り体験

 大町市の大町幼稚園年少・未満児クラスの園児19人が20日、常盤西山のブルーベリー園でブルーベリー狩りに挑戦した。色が濃く大きなブルーベリーを探して摘み取り、その場で頬張る。「甘くておいしい」と笑顔を見せ、大いに楽しんでいた。
 ブルーベリー園は、「農業生産法人百姓百笑」代表の廣野敬大さん、「良吉屋合同会社」代表社員の赤松僚さん、地元住民の川上幸伸さんの3人が中心となり運営。
 「地元の人たちにも喜んでもらいたい」との思いから、赤松さんの子どもが通っていた縁で大町幼稚園の園児がブルーベリー狩りを実施。園児たちは摘みたてのブルーベリーを口に入れ「甘い」「ちょっとすっぱい」などと言い、お腹いっぱい食べていた。
トヨタ元副社長 エネ博来訪 PHV展示 技術見て進化に関心を

 トヨタ自動車のプラグイン・ハイブリット自動車「プリウスPHV」を展示している大町市平の大町エネルギー博物館(山下邦彦館長)に22日、元トヨタ自動車副社長で展示の実現に尽力した佐々木眞一さん(73)=愛知県岡崎市=が訪れた。展示された実車を見学し、技術への関心を伝える願いを話した。
 展示されているのは、家庭等で充電し電気自動車のようにも使えるプラグインハイブリッド車の現行型。通常廃車になる予定だった実際に走行した試験車を、社内の研修でカットモデル化したもの。
 エネ博では山下館長や荒井今朝一教育長が迎え、スキーや車両談議に花を咲かせた。
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