2020年7月24日(金)付

白馬からアウトドア魅力発信 スノーピークオープン 意匠設計の隈研吾氏も来場

 アウトドア総合メーカー・スノーピーク(本社・新潟県三条市)は23日、白馬村八方口の体験型複合施設「スノーピークランドステーション白馬」をグランドオープンした。山井太会長、山井梨沙社長、全体の意匠設計を行った世界的建築家・東京大学特別教授の隈研吾氏らが出席してレセプションを行った。
 北アルプスの峰をイメージした屋根と、木の枝と雪の結晶をモチーフにした木組みが象徴的な施設に、店舗エリア、野遊びエリア、イベントエリアの3エリアを展開、アウトドアの楽しさを体験を通して発信する。
 東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場も手掛けた隈氏は、建築家の視点からロケーションの素晴らしさを説明。「コロナ禍の後に人間が自然に帰る拠点になる」と期待を話した。
折り紙で「絵本の世界」 小谷村図書館 家族で工作

 小谷村図書館どんぐりの工作教室「どんぐりの森」が始まった。7月の活動として18日は折り紙でくねくね動く、絵本で人気の「はらぺこあおむし」作りを体験した。立体的な造形を楽しみながら、ひと味違った絵本の世界に親しんだ。
 新型コロナウイルスの感染症対策として安全面を考慮し、完全予約制、6家族限定の人数制限で実施した。
池いっぱい ハスの花 池田クラフトパーク見頃

 池田町クラフトパークのハスの花が見頃を迎えている。北アルプスをバックに、幻想的なピンクの花が池いっぱいに咲き誇る。公園ができる前に20〜30本ほど植えられたというハスは、次第に数を増していった。今年はピンク色が濃く、美しく咲いたという。
湖畔でアウトドア体験 八坂中 青木湖・木崎湖でキャンプ

 大町市の八坂中学校(片山ますみ校長)は20日、同市平の青木湖と木崎湖でアウトドア体験を実施した。1・2年生16人が、ウオークラリーやバーベキュー、カヤックなどに取り組み自然を満喫。野外活動の楽しさを実感していた。
 青木湖キャンプ場周辺でウオークラリーを行い、昼食は自分たちで火をおこすバーベキューに挑戦。飯ごうでご飯も炊き、野外で食べる食事のおいしさを味わった。木崎湖ではカヤックで湖を一周。なかなか前に進まなかったり、ひっくり返ったりしながらも生徒たちは水に親しみ、笑い声と笑顔がこぼれていた。
北ア大雪渓 遭難相次ぐ 4連休 安全登山 強く呼び掛け

 北アルプス白馬岳大雪渓で22日、登山者からの救助要請が相次ぎ、女性2人が救助された。いずれも命に別状はない模様。北アルプスでは、山小屋の宿泊者数制限や天候不順、新型コロナウイルス感染者増加に伴う往来の注意喚起などにより、例年より登山者は少ないものの、23日からの4連休は増加が見込まれ、関係者は安全登山の呼び掛けを強めている。
 連休初日の23日、白馬村の猿倉登山口では午前9時までに150人ほどが入山した。救助隊や夏山常駐パトロール隊によると、今年の大雪渓は雪が少なく、連日の雨により雪の状況も良くないという。
小学生の交通安全リーダーに 大町安協 少年団新メンバー入団式

 大町地区交通安全協会は「夏の交通安全やまびこ運動」期間中の23日、交通少年団の入団式を大町署で開いた。大町市内の小学4・5年生4人を新たなメンバーに迎え、地域や学校での交通安全のリーダーを委嘱した。
 少年団は新メンバーを含め市内の小学4年生から6年生まで15人が所属。交通安全運動期間中の啓発活動や通学途中の下級生の見守りなどに取り組む。新型コロナウイルスの影響で4月の式典が延期されていた。
トップページ 7月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.