2020年8月6日(木)付

体操 県5部門制覇の快挙 大町のジム・ネット 選手6人活躍

 大町市のジム・ネット体操教室に所属する小学生から高校生まで選手6人が、7月25日に長野市で開かれた第47回県体操競技選手権大会で優勝を果たした。年代男女別の6部門中5部門を制覇する快挙だ。
 6人は少年男子の斉藤邑太朗さん、中学生男子の吉田雷輝さん、中学生女子の山田陽葵さん、小学生女子の安田もこさん。少年女子の原田野乃花さんと国府方杏月さんは同点優勝した。
検査体制拡充 短時間で結果 大町病院 コロナ専用診察室設置へ

 感染症指定医療機関の市立大町総合病院は、新型コロナウイルスの今後の感染拡大を想定して検査体制の拡充を図る。これまでPCR検査の検体採取のみだったが、早ければ今月中に、PCR検査に比べ短時間で結果が出る「LAMP(ランプ)法」での検査機器を導入、今後は一般診療と完全に遮断した専用の診察室も設置し、感染予防に配慮しながら迅速な検査体制を構築する。
 ランプ法は、1回につき14検体を検査でき、30〜40分で結果がでるという。濃厚接触のリスクも低減できる。
白馬中生 一流の音楽学ぶ ジャズピアニスト 椎名豊さんが指導

 白馬村の白馬中学校で3日、日本を代表するジャズピアニスト・椎名豊さんによる、吹奏楽音楽指導が行われた。同校の吹奏楽部員28人が、一流の演奏家とレッスンしたり演奏する経験を通じ、音楽の楽しみ方やコミュニケーションの大切さについて学んだ。
 今年は音楽指導の雰囲気をより温かく楽しく過ごそうと、生徒らはゲームや歓迎の演奏といった初企画で椎名さんを迎えた。最初に生徒の演奏を聴いた椎名さんは「リズム感のある良い演奏でした」と高く評価。その上で調和することの大切さをアドバイスした。
児童生徒に情報端末 松川村 秋の運用開始目指す

 松川村は5日、村内小中学校に導入するタブレット端末の購入契約に関する議案を村議会臨時会に上程し、原案通り可決された。ICT(情報通信技術)教育の推進のため、児童生徒に1人1台を配備。今年秋の運用開始を目指す。
 村教育委員会は7月までに回線の増強など校内ネットワーク環境の整備を完了している。映像を使った授業や子ども一人一人の学習状況の把握、休校時の自宅学習などに端末を活用したい考えだ。709台を約3825万円で購入する。財源には国のGIGAスクール構想の補助金を活用する。
夏休み アウトドア堪能 大町平地区 木崎湖で子ども体験隊

 大町市の平地区子ども会育成協議会(海川明文会長)は4日、アウトドアに親しむ「たいら子ども体験隊」を開催した。同地区の小学生20人が木崎湖でカヤックに挑戦。バーベキューやスイカも楽しみ、夏休みの思い出をつくっていた。
 カヤックの乗り込み方やオールの持ち方、漕ぎ方などを教わり、入水。カヤックを初めて体験する子もいて、なかなか前に進まず回転してしまったりと苦戦しながらも何度も挑戦していた。うまく進むようになると声を上げて喜び、木崎湖をスイスイと遊覧した。
真夏日続き熱中症に注意 マスク着用でリスク高まる

 高気圧に覆われた5日、大北各地で最高気温30度を超える真夏日となった。大町市では2日連続の真夏日で、公園の水場で涼む親子連れの姿が見られた。長野地方気象台によると、大北地域は6日も30度前後まで気温が上がる見込み。今夏は梅雨明けが遅れ、体が高温に慣れていないのに加え、新型コロナウイルス対策としてのマスク着用で熱中症のリスクが高まっているため、関係各所が注意を呼び掛けている。
 北アルプス広域消防本部によると、大北管内では8月に入り熱中症による救急搬送が2件あった。悪天候が続いた7月は0件で、急な気温上昇により体調を崩したとみられ、今後も高い気温や日照時間により熱中症のリスクが高いとし、小まめな水分・塩分補給、エアコンの適切な使用など対策を促す。
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