2020年8月11日(火)付

大町市内でコロナ3人 濃厚接触者含め50人検査

 県は、9日に大町市の男女3人と岡谷市の男性1人、10日に安曇野市の女性1人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。9日の4人は同一会社に勤務し、発症からさかのぼって2週間以内に接触があった。安曇野市の女性は別会社に勤務し、同一空間で4人のうち複数名と接触があった。いずれも軽症。濃厚接触者を含め接触者約50人の検査を行っており、今後さらなる感染拡大も懸念される。大町保健所管内の感染確認は4人目、県内は132人目。
 県によると、9日の4人はともに不特定多数に感染させる行動はないが、発熱などの発症前後に勤務し、女性は6日、他男性3人は7日まで出勤。今後クラスター(5人以上の集団感染確認)になる可能性も含め、クラスター対策チームを大町保健所に派遣し、調査や検査を行っている。
MTB″ユり 愛好家集う 白馬「山の日」に熱戦レース

 「山の日」の8月10日、白馬村の白馬岩岳で「白馬岩岳MTBPARK祭り」が開かれた。白馬岩岳MTBパークを会場にしたマウンテンバイクのイベント「HMBCSUMMERFRIENDLYMATCH」。地元白馬を中心に自転車愛好家らが多数訪れて盛り上がった。
 イベントでは、山頂から麓まで標高差約500bのMTB用ダウンヒルコースのうち、ショートダウンヒルコースを使った。100bの起伏あるコースを一気に駆け下る下り系レース。プロライダーから小さな子どもたちまで50人がエントリーした。
 同村出身で日本のトップ選手として活躍する平林安里さん、北林力さん・仁さん兄弟も参戦。憧れの一流選手の華麗な走りを目の当たりにし、子どもたちは「いつか自分も」と心を揺さぶられていた。
湖畔で楽しむ最先端=@木崎湖パウワウ 新アクティビティ2種

 大町市平木崎湖畔の「木崎湖POWWOW(パウワウ)キャンプ場&アウトドアクラブ」に、2つのアクティビティが誕生した。水上を飛ぶように進む「フォイルサーフィン」と、湖畔を臨みながら蒸される「テントサウナ」。木崎湖の自然で楽しむ最先端の定番≠ノ期待が高まる。
 フォイルサーフィンは、ボードの下に付いたハイドロフォイル(水中翼)が揚力を生み、ボードが水上に浮かび進む。
 国内でも人気が高まるテントサウナ。薪ストーブの上にサウナストーンを敷き詰め、ストーブによって温度が上がったサウナストーンにアロマ水を掛けることで水蒸気を発生させ、体感温度を上げ発汗を促進する。
木崎湖付近にクマ 女性けが 大町市「出没警戒警報」を発令

 10日午前5時50分ごろ、大町市平海の口の木崎湖西側の市道で、静岡県からキャンプに訪れていた50代の女性が散歩中にクマに頭部をかまれ、負傷した。命に別状はない模様。市はこれを受け「クマ出没警戒警報」を同日付で発令。期間を16日までの1週間とし、警戒を強めるとともに、クマの活動が活発になる朝夕の外出を控えるよう呼び掛けている。
 大町署によると、現場は上諏訪神社から南に約700bの市道。女性は1人で散歩をしていたところ襲われた。通行人が110番通報し、女性は松本市内の病院に搬送された。
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