2020年8月12日(水)付

コロナ感染市内に影響拡大 大町 事業所休業や飲食店自粛

 大町市内での新たな新型コロナウイルス感染者発表から11日で2日が経過した。濃厚接触者を含めてPCR検査の対象者が約50人に及ぶなど、今後の感染拡大の可能性を心配する市民は少なくない。市内では事業所の休業や飲食店の営業自粛など、広い範囲で影響が及び始めている。市内で酒類を提供する飲食店では、今回の感染者が複数名で訪れたとして県大町保健所から連絡を受けた。感染拡大予防と安全確保のため、系列店も含め一定期間の営業自粛を決めた。
真夏日大町で今年最高33.9度 県内各地で猛暑熱中症に注意

 県内各地は11日、気温35度を超える猛暑日、30度を超える真夏日となった。気象庁によると、大町市では午後2時45分ごろ、今年最高となる33・9度を観測。公園の水場の噴水では、ずぶぬれになって遊ぶ親子連れの姿が見られた。白馬村は午前11時半ごろに31・9度を観測した。
親子教室3カ月ぶり再開へ 大町市内各公民館 今月から順次

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が延期されていた大町市内各公民館の本年度の親子教室が今月から順次再開する。本来の開催時期から3カ月ほど遅れ、ようやく実施。各地でリズム体操や手遊び、季節の行事などを通じた親子や友人の交流が始まる。
手作りいかだ初航海=@小谷小4年生自然探検村で進水式

 小谷村の小谷小学校の4年生児童21人が4日、村内にある石坂自然探検村で手作りいかだの進水式を行った。大小4艇のいかだを期待を込めて池に浮かべ、豊かな自然の中で初航海≠楽しんだ。4年生は本年度、総合的な学習で「自然でものづくり」を目的に学びを深めている。「自然のもので大作を作りたい」という思いが高じ、いかだ作りへ発展した。
生徒が描いたあづみ野=@池田 創造館で高瀬中写生画展

 池田町創造館で16日まで、地元の高瀬中学校3年生による第4回「クラフトパーク写生画展」が開かれている。「高瀬中学校3年生が描いた故郷あづみ野」と題し、学校の写生会で、クラフトパークからの眺望をのびのびと描いた約70点を展示している。アクリルと水彩絵の具を使い、北アルプスや眼下に広がる田んぼ、クラフトパークの緑や川など、それぞれが描きたい風景を切りとった。
夏空の下木崎湖満喫 大町常盤子ども会 南小5、6年生リーダー研修

 大町市の常盤地区子ども会育成協議会と常盤公民館は5日、本年度の地区子ども会リーダー研修会を木崎湖で実施した。大町南小学校5、6年生25人が参加。最高気温30度を超える真夏の空の下、木崎湖でカヤックやSU P(スタンドアップ・パドルボード)など水場の遊びを楽しみ、自然を満喫した。
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