2020年8月14日(金)付

コロナ禍で静かな盆迎え 帰省自粛 家族で墓参り

 盆の入りの13日、大北各地の霊園では、朝早くから墓参りに訪れる人の姿が見られ、先祖が眠る墓前で静かに手を合わせていた。新型コロナウイルスの影響で盆の帰省を自粛する人もいる中、家族や近くに住む親族のみで墓参りに訪れたという人も多く、いつになく静かな盆を迎えている。
上野君生き生きボランティア 松川小5年 社協「特任」唯一の小学生

 松川小学校5年生の上野育水いくみ君(10)=東細野=は、小学生として唯一、松川村ボランティア協議会に所属する。地域をフィールドに、ボランティア活動に積極的に参加している。
「うんとこ、どっこい」収穫 小谷保育園の年長児 宮沢さんの畑でイモ掘り

 小谷村保育園の年長園児が5日、同村峯地区の宮沢治男さんの畑で、ジャガイモの収穫を体験した。コロナ禍の影響で園外保育もままならない中、久しぶりの屋外体験。友達と協力しながら、大きく育ったジャガイモの収穫に歓声を上げた。
山ある風景丹念に描く 穂高のレクラン 杉本孝始さん絵画展

 安曇野市穂高有明のガレットの店ブレ・ノワールに併設するギャラリーレクランで16日まで、杉浦孝始たかもとさん(68)=静岡県湖西市=の絵画展「季節の風を感じて」が開かれている。安曇野や白馬村の四季折々の風景を描いた油彩画約30点を展示する。
幻の木崎湖駅≠追え 大糸線 記録に残らぬ臨時駅

 終戦直後、大いににぎわう夏の観光地だった木崎湖。大糸線の木崎湖畔に、観光客を迎える駅があった―。どの資料にも残されていない幻の木崎湖駅?。当時暮らしていた地域のお年寄りが話すその正体は、電化される前の昭和20年代半ば、信濃木崎駅と海ノ口駅の間にあった臨時の駅だという。駅の存在を探し求める旅は、そのまま木崎湖観光の隆盛と当時の人の努力に触れる旅となった。80年近い歴史を持つ木崎湖花火大会と灯籠流しは今年は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、再び木崎湖に人が集まる日が待ち遠しい。
市・県・商議所・組合が巡回 新型コロナ 大町の飲食店に啓発

 大北地域で新型コロナウイルスのクラスター(5人以上の感染者集団)が複数発生し、県が12日、北アルプス広域圏の感染警戒レベルを3に引き上げたのを受け、大町市で同日夜、飲食店を対象とした巡回啓発が行われた。市、県、大町商工会議所、市飲食店組合が合同で市内4カ所を巡回。感染症対策を施した上での安全な営業を促すため、チラシで啓発した。
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