2020年8月25日(火)付

夏休み終え学びや活気 大町全9小中学校で始業式

 大町市内全9校の小中学校で24日、2学期の始業式が行われた。新型コロナウイルスの感染者が市内で確認されたことにより延長されていた夏休みが一斉に明け、それぞれの学びやに元気な笑顔が戻った。
 大町南小学校(山ア晃校長・児童255人)では、19日に予定していた始業式を5日延長し、校内テレビ放送による始業式を実施した。児童らはそれぞれのクラスで視聴。1年と4年の児童3人が、放送室から2学期に頑張りたいことを発表した。
小谷の四季<}スクケース 村観光連盟コロナ対策 宿泊施設に配布「飲食時清潔に」

 小谷村観光連盟(会長=中村義明村長)は、新型コロナウイルス対策事業の一環で紙製のオリジナルマスクケースを制作した。宿泊施設での飲食時にマスクを清潔に保つことができる。感染予防に力を入れるおもてなしの一環として3万個を制作し、希望する村内宿泊施設に配布している。
 マスクケースは袋状の紙で使い捨て。マスクを挟んで保存したり、手に触れずに脱着することもできる。
 多くの宿泊客がマスクをして訪れる中で、食事時に顔から外したマスクを直にテーブルに置くと、そこから感染拡大する恐れやマスク自体が汚れる場合がある。このマスクケースを使えばそれらのリスクを防止することができる。
親子で植物学び深める 白馬五竜高山植物園で講座

 白馬村の白馬五竜高山植物園でこのほど、「親子で学べる植物講座」が開かれた。多数の親子連れが参加して、座学や現地学習で植物のふしぎや生態について学びを深めた。
 植物園スタッフで高山植物の生態に詳しい風間勇児さんが講師を務めた。座学では資料を見ながら植物と動物の違い、植物のつくりや役割、高山植物や食中植物・多肉植物の生態など多岐にわたって講義が行われた。
ものづくり≠フ学び触れる 池工 中学生と保護者 体験見学

 池田町の池田工業高校(清水史明校長)は22日、中学生とその保護者、教職員を対象とした体験入学・学校見学会を実施した。地元や中信各地から同校の志望を検討する中学3年生71人、保護者36人が参加。各学科の先輩からの指導を受け、高校でのものづくりの学びに触れた。
 新型コロナウイルス感染予防のため、鉄筋の強度を測る引張実験などを行わず、高校生たちもマスクやフェイスガードを完備した。 全体会では、中信唯一の建築科を擁し、デュアルシステムなどに取り組む同校の特徴や、入学後に科を選択するくくり募集、主な卒業後の進路などを説明した。
幼児 バイクで土蹴り疾走 国営公園大町・松川ランバイクイベント 屋外のびのび満喫

 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区のスポーツと遊びの森エリア・マウンテンバイク(MTB)パークで22日、幼児向けのランニングバイクイベント「アルプスあづみのカップ」が開かれた。屋外でのびのび安全に遊べるイベントに、県内外から約140人が参加する盛況ぶりで、子どもたちは森の中でのスポーツを満喫した。
 ランニングバイクはペダルのない小型自転車に似た幼児向けの乗り物で、足で地面を蹴って進む。子どもたちは2歳、3歳、4歳、5・6歳と年齢ごとのクラスに分かれ、起伏あるコースを家族の声援を受けながら競走し、オフロードを満喫した。
宿泊キャンペーン秋冬にも 大町市 団体利用可能に 11月から

 大町市は11月から、市内宿泊施設誘客施策「信濃おおまち★満喫宿泊キャンペーン」の第2弾を実施する。宿泊費用の一部を助成する事業で、現在実施している同様キャンペーンの秋冬版。団体客利用も可能になり、同地域ならではのスキー客や卒業旅行の誘客も狙い、地域観光業者の支援につなげる。旅行代理店に業務委託し、申請方法も簡略化を予定、販路拡大にも期待する。市民も利用可能。
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