2020年8月27日(木)付

木崎湖畔で疫病退散の儀式=@原始感覚美術祭29、30日「山の清め、水の面」

 大町市の木崎湖畔を中心に、太古の感覚を現代に呼び覚ます「原始感覚美術祭」が29日と30日に開かれる。今年のテーマは「山の清め、水の面」。新型コロナウイルスの影響で各地の芸術祭や伝統的な祭りが中止・延期となる中、疫病退散の儀式としての祭りを執り行う。例年、海外や県外の作家が大勢参加するが、今年は地元作家の作品を中心とした。木崎湖畔の信濃公堂を主会場に、市内数カ所で展示や既存作品が公開される。
 29日は昼ごろから、信濃公堂近くの西丸震哉記念館敷地内で火おこしの儀を行う。30日は信濃公堂などで本祭りを開く。本祭りの来場者は県内在住の100人までとしている。
村民との対話姿勢に批判 小谷村議会が住民懇談会

 小谷村議会(北村利幸議長)は25日、北雨中・南雨中地区を対象とした住民懇談会を村役場で開いた。住民懇談会がなかなか開催されないことや村長との関係について質問や意見が相次ぎ、議会としての村民との対話姿勢に批判が集まった。
 村民約10人が参加。事前の質問やその場での発言に議員が答えた。村民からの「前回(昨年10月)から間が開いたのはなぜか、懇談会の継続的な開催は考えていないのか」という質問に、議会側は「地区の代表という側面が強く、地域での集まりに議員が出席して聞き取っている」「懇談会を開催する必要のある議案はなかった」などと回答。今後の開催も、現時点で未定とした。
スズムシの里灯ろうで飾る 松川村観光協会 西原地区散策路に70基設置

 松川村の秋を告げるイベント「クリスタルシンフォニー」の一環で、村観光協会は25日から、スズムシの生息地・西原地区を灯ろうで飾っている。住民や観光客に涼しげな音色を楽しんでもらおうと、夜の散策路を淡い光で照らしている。クリスタルシンフォニー部会のメンバー14人が参加し、西原公民館から田園を抜けて、すずむし公園までを歩く約1`の沿道に灯ろう70基を設置。「安曇野松川すずむしの里」などと書かれた灯ろうが9月23日までの午後6〜10時に点灯している。
小学生 連想ゲーム交流 池田 本年度初のチャレンジ塾

 池田町の小学4年生から中学2年生を対象にした新池田学問所「ふるさとチャレンジ塾」(町公民館・町社会福祉協議会主催)の本年度第1回の活動が22日、町交流センターかえでで開かれた。「みんなでお絵かき連想ゲーム!」と題し、小学生6人がゲームで交流した。
 「お題」の絵を、直線と円だけを使って描き、回答者に伝える「ぽんこつペイントゲーム」を行った。「ピザ」や「マンガ」「そば」などのお題を少ない画数で伝えようと、各自頭をひねってお絵かきした。順番に回答者となり、スクリーンに順番に写し出される絵から連想するものを答えた。
家庭で黒部ダムカレー=@関電くろよん観光事業部 堰堤ライス型 いーずらでも販売

 簡単に黒部ダムの堰堤≠作ることができる「黒部ダムカレーライス型」を関電アメニックスくろよん観光事業部が発売し、人気を集めている。立山黒部アルペンルート扇沢駅レストハウスなどで提供しているダムカレー金型を家庭で使いやすいように改良。本格的なダムカレーがおうちでも気軽に楽しめるとあって、ツイッターなどSNSではライス型を使ったダムカレーなどアレンジ料理を投稿する人も増えている。
 今月初旬から、扇沢駅や黒部ダムの売店、いーずら大町特産館、オンラインで販売を始めた。
「大町在住です」移住者に 市が感謝込めステッカー進呈

 北アルプスの麓大町市を移住地として選んだ移住者への感謝を込め、市は25日から、昨年4月1日以降の移住者を対象に、市キャラクター「おおまぴょん」が描かれた「大町在住ステッカー」の進呈を始めた。14×14aのシールタイプで、県外ナンバーの自動車などに利用できる。
 市まちづくり交流課定住促進係の飯島秀美係長は「移住先として大町を選んでくれた感謝を込めた。ステッカーを見た市民も『ようこそ大町に来てくれた』と思ってもらえれば」と期待を込めた。
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