2020年9月1日(火)付

青木湖SUPで水上散歩=@大町スポーツ推進機構魅力発信初の体験会

 大町市一帯のスポーツ関係者でつくる「大町スポーツ推進機構」は8月30日、初めてのウオータースポーツ体験会を青木湖のキャンプ場「ライジング・フィールド白馬」で開いた。参加者約30人がスタンドアップパドルボード(SUP)で水上散歩≠楽しみ、北アルプス山麓の恵まれた自然環境に理解を深めた。体験会ではキャンプ場のスタッフが講師を務め、SUPの基本や安全に楽しむためのこつなどを伝授。参加者はライフジャケットを身に着け、ボードの上に寝転がったり、対岸までの航行したりと魅力を満喫していた。
奴唄制作も奉納は中止 神事のみの例大祭小谷・大宮諏訪神社

 小谷村中土の大宮諏訪神社の例大祭が8月30日に開かれた。今年は新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、祭り行列と、境内で行われる伝統芸能の「狂(くるん)拍子(びょうし)や、神への五穀豊穣(ごこくほうじょう)祈願と社会風刺が盛り込まれた「奴踊り」の奉納などを中止するなど内容を縮小し、神事のみを行った。
B&G体育館改修費に 財団が白馬村へ3000万円

 東京都港区の公益財団法人・B&G財団(梶田功会長)は8月27日、白馬村B&G海洋センター体育館のリニューアル工事修繕助成の決定書を村に授与した。青少年や地域住民の健康づくりに寄与する施設の更新に役立てる。同村の体育館は1982年に建設され、貸与の後1986年に村に無償譲渡された。築37年を経て施設機能が低下したため、リニューアル工事に着手。アリーナ床の研磨や天井・内壁回収、照明のLED化、多目的トイレやミーティングルームの設置、バリアフリー化などを行い、さらなる地域コミュニティの拠点としての活用を目指す。
同級生「先生」に農作業 松川小5年生 夏野菜の収穫体験

 松川村の松川小学校5年い組の児童38人は8月27日、同村の安曇野ちひろ公園の体験農場で夏野菜の収穫体験を行った。総合的な学習の一環で、農家の思いや苦労を知り、ボランティア活動についての理解を深めた。クラスに在籍し、村ボランティア協議会に所属する上野君の提案を受けて実施した。上野君は6月から、「特任ボランティアコーディネーター」の肩書きで、地域の中でボランティア活動に励んでいる。
独自のバレー県大会大町で 協会が企画 感染対策し7チーム熱戦

 新型コロナウイルスの影響でスポーツの競技大会が相次いで中止となる中、県バレーボール協会は8月30日、独自の県大会「バレーボールフェスティバル」を大町市総合体育館で開いた。「6人制の部」に県内から7チーム約100人が出場し、練習の成果を競った。大会では開閉会式で会場内の「3密」を避けるために、出場チームが観客席から式典を見守った。選手たちは練習不足を感じさせない俊敏な動きとチームワークで激しいラリーの応酬を繰り広げ、ハイタッチに代わる「ひじタッチ」で喜びを分かち合っていた。
病児・病後児保育施設を開所 大町病院に10月 子育て環境を整備

 大町市は10月1日、病児・病後児保育施設を市立大町総合病院に開所する。北アルプス連携自立圏事業の一環で、大北地域居住者や勤務者の子どもが利用できる。子どもが病気の際に一時的な預かり保育を行い、地域住民が安心して子育てできる環境を整備する。院内保育事業者に委託し、保育士2人や同院看護師1人が保育にあたる。利用定員は4人で、平日の午前8時から午後6時まで開所する。
トップページ 9月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.