2020年9月4日(金)付

コロナ影響「ある」6割 大町市調査 農・水・林業で出荷量減も

 大町市は、農業や水産・林業関係者を対象に実施した新型コロナウイルス感染拡大による影響調査の結果を公表した。「影響があった」「現時点では影響はないが、今後可能性がある」は合わせて6割にのぼった。消費低迷による出荷量の減少や価格の下落など、秋以降の影響を心配する声が多く、宿泊や飲食など観光業にとどまらず、コロナの影響が広い業種に及んでいる実態が明らかになった。
白馬国際トレイルラン セルフ計測 自分と闘う アプリ使用 予選始まる

 第9回白馬国際トレイルラン大会(実行委員会主催)の予選となる「トライアルウィーク」が1日から白馬村で始まっている。新型コロナウイルス感染症予防に対応し、予選はスマホアプリの位置情報ログを用いた新しい形式の大会。予選は10月4日午後6時まで。
若者が介護の仕事体験 県大町保健福祉事務所 池工で講座 感染予防も

 県大町保健福祉事務所は2日、若者に福祉業への興味を持ってもらおうと、高校生を対象にした講座を池田町の池田工業高校で開いた。定時制の1?4年生19人が、負担が少ない介助や手洗いによる感染症予防などを体験し、介護の仕事に理解を深めた。
村内事業者に新たな支援金 松川村コロナ対策 大幅減収対象に計画

 松川村は3日、新型コロナウイルスに対する独自の経済対策として、村内事業者に新たな支援金を給付する方針を示した。感染拡大の影響が長期化する中、年間を通じて大幅に減収した事業所を対象とする。村議会全員協議会で明らかにした。
地域で育てるワタの花見頃 大町 農具川でコットンウォーキング

 大町市の農具川周辺で1日、街歩きをしながら、ボランティアらが栽培するワタの花を見る「ことことコットンウォーキング」が開かれた。市中部エリアの地域支えあい体制づくりの一環で、大町地区中部エリア協議会が主催した。
夏山の安全守り活動報告 北部常駐パトロール解隊式

 夏山シーズンの北アルプスで山岳遭難防止活動をした「夏山常駐パトロール」北部地区の解隊式が2日、大町署で開かれた。隊員13人が出席し、矢口拓隊長(47)が7月15日から9月2日までの50日間にわたり登山者の安全に取り組んだ活動を報告。期間中の遭難件数は14件で、負傷10人、無事救助3人、死亡2人で、昨年同時期に比べ発生件数は20件減少した。
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