2020年９月５日付

2020年９月５日(土)付

育てた夏野菜で会話弾む　支え合い友の会宮田町で「即売会」

　大町市北部・平地域を管轄する「くらし支え合い友の会」（鷲澤德司会長）は2日、宮田町公民館駐車場で「夏野菜即売会」を開いた。会員など12人が栽培した夏野菜約260点を販売した。
　コロナのため自粛している活動を見直し、制限下でひとりでできることとして、野菜の栽培と販売に注目。要望のあった同公民館での体操教室に合わせて販売し、順番を待つためのラインを地面に引くなど対策も施した。

久しぶりの競技に気合　白馬村シニアクラブゲートボール大会

　白馬村シニアクラブ（丸山高会長）は1日、北城地区いこいの杜ゲートボール場で恒例のゲートボール大会を開いた。今年は新型コロナウイルスの影響で、新年度の活動を自粛していたため、初の行事実施となった。村内各地区の会員仲間や地域で構成された11チームが参加。「コロナに負けるな」を合言葉に熱戦を繰り広げた。
　実施にあたり、屋外でもマスク着用とソーシャルディスタンスを確保して新型コロナウイルスの感染症予防対策を取った。
　試合は1チーム4人制、勝率で優勝を競うという、シニアクラブの特別ルールを採用した。参加者らは待ちに待った大会に笑顔を浮かべて試合に臨み、ゲームを進行。仲間の好プレーに拍手や声援を送り、一丸となって優勝を目指した。

料理手作りめっちゃうまい!　松川中1年生地元馬羅尾で日帰りキャンプ

　松川村の松川中学校（三輪千子校長）の1年生79人は3日、馬羅尾高原キャンプ場で日帰りキャンプを行った。自然と触れ合いながら仲間との交流を深めた。
　生徒らは、安曇野ちひろ公園から徒歩でキャンプ場を目指した。班ごとに、土を掘ったり川から集めた石を組むなどしてかまどを作り、薪や焚き付けなどを使って火を起こした。カレーやシチューなどの煮込み料理を作った。
　5月に予定されていた1泊2日の上高地キャンプが中止となったことを受け、地元のキャンプ場を使って実施した。村の公民館職員や教育委員らが応援に駆け付けた。

未就園児親子ふれあい遊び　大町社公民館「なかよし広場」始まる

　大町市社公民館は2日、同館講堂で未就園児とその保護者を対象とした教室「なかよし広場」をスタートさせた。本年度は15組が登録。新型コロナ感染症拡大防止のための活動自粛を受け、約3カ月遅れの開始となった。来年2月中旬まで全11回開く。
　開講式では、年間を通して講座に協力する、地区の民生児童委員や社会福祉協議会、どんぐり保育園などが紹介された。担当保育士の新井理栄さんの呼び掛けで、親子のふれあい遊びや体操、工作などを楽しんだ。

村産野菜でケチャップ作り　松川「農村婦人の家」で教室

　松川村営農支援センター企画推進部会は1日、トマトケチャップ作り教室を村の農産物加工施設「農村婦人の家」で開いた。村生活改善グループ連絡協議会の矢口徳子さんを講師に、村産の野菜をふんだんに使った安心安全なトマトケチャップを作った。
　村内から6人が参加した。焦げないように根気よく鍋底をかき回し続け、空気が入らないように丁寧に容器に詰めた。昨年作ったトマトケチャップを使った料理も味わった。

農作業の事故防止啓発　秋の農繁期に安全運動月間

　農作業中の事故が多発する秋の農繁期に、農作業事故ゼロを目指す県の「秋の農作業安全運動月間」が始まった。「見直そう！農業機械作業の安全対策」をテーマに、▽農作業死亡事故ゼロ運動の推進、▽乗用型トラクターの安全対策、▽公道での農機による交通事故防止―を重点項目に定め、啓発活動を展開する。
　今年に入り、県内では10件の農作業中の死亡事故が発生した。うち7件は農業機械が関わる事故で、9人は60歳以上だった。大北地域では、3月に松川村で野焼きをしていた80代の女性が火が燃え移ったとみられる原因で死亡した。

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