2020年9月6日(日)付

映像制作プロから学ぶ 大町 住民が撮影 移住PR動画

 住民自らが大町市のイメージを広めて、移住定住の促進につなげるPR動画を制作するワークショップが5日、市内で開かれた。市民や大町岳陽高校生らが参加し、映像制作のプロから動画づくりのノウハウを教わり、地域の魅力発信に取り組んだ。来年の完成を目指す。
 同日は、ミュージシャンの桑田佳祐さんやKREVAさんなどのミュージックビデオを制作した、監督・中井泰太郎さんが訪れ、動画制作のアイデアや撮影方法などを伝授した。移住者へのインタビューや大町の風景など撮影素材のほか、タイトルやBGMなど動画制作に必要な材料を考えていった。
白馬村の図書館複合施設建設 候補地「白馬駅」課題を整理

 現図書館の課題を解決し村内で不足しているサービスを実現するため、白馬村が進めている新図書館複合施設建設計画。昨年度、基本構想を軸に土地の選定や村図書館等複合施設基本計画を策定し、今年3月に公表した。村が最優先候補地としたJR白馬駅の実現に向けて、要件を整理し望ましい事業の在り方が検討されている。
 村総務課でまとめた基本計画では、コンセプトを「多様な創造性と出会い、豊かな未来へ誘う道しるべ」とし、複合施設として、図書館機能と子育て支援センター機能を核としつつ、カフェやホール、漫画館などを盛り込んだ交流センター的な施設と位置付けた。
山里のサクラ 花開く 白馬村神城のサンサンパーク

 白馬村神城地区の「サンサンパーク白馬」駐車場入り口に植えられている桜並木の1本が、季節外れの花を咲かせ地域住民を驚かせている。少し濃いめのピンク色の花が、まだ暑さの続く山里を彩っている。品種は村木にも指定されているオオヤマザクラ。日本に野生するヤマザクラ系の一種で、ヤマザクラに比べて花や葉が大きく紅色が濃いのが特徴。
 サンサンパークは長野市内と白馬村を結ぶオリンピック道路沿いにあり、晴れた日には白馬の雄大な山岳景観が楽しめる。
長寿と健康願い手紙=@松川小児童「敬老の日」に合わせ

 松川村の松川小学校笑顔委員会は「敬老の日」(9月21日)に合わせ、地域の高齢者に宛てた手紙を書き、村社会福祉協議会に贈った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で福祉施設を訪問しての交流ができない中、温かみあふれる手書きのメッセージで、高齢者の長寿と健康を願った。
 村ゆうあい館では毎年、笑顔委員会の児童が年6回ほど施設を訪問し、デイサービスの利用者と歌やゲームなどを楽しんでいる。今年は新型コロナ感染防止のため外部との接触がなくなり、落ち込む高齢者を元気づけようと、村社協が松川小に協力を求めた。
「生き方学習」で農業ふれる コロナ影響職場体験は中止 大町一中2年 県の「ひとづくり塾」も

 大町市の大町第一中学校2年生89人が4日、総合的な学習の一環として「生き方学習」を行った。市内各所での農業体験と、県の「信州・未来のひとづくり塾」5講座を活用し、1日かけ、実経験を通して学んだ。
 例年であれば農業体験のほか、職場体験などを実施するが、新型コロナ感染症拡大防止のため今年は職場体験が中止。半日の農業体験と、半日の「信州・未来のひとづくり塾」講座に変更した。
 農業体験は、リンゴや米、野菜、ブドウなどを栽培する12軒の農家に分かれて実施した。
古ボールでアマビエぼうず=@大町のがんばりやさんバッティングセンター 制作呼び掛け

 大町市社の「がんばりやさんバッティングセンター」で、古い野球ボールを使った「アマビエてるてるぼうず」が話題を呼んでいる。心の曇りを晴らすような、かわいらしいてるてるぼうずを、もっと増やしてほしいと、制作協力を呼び掛けている。
 アマビエは、江戸時代に肥後国(熊本県)の海に現れ「疫病がはやったら、私の写し絵を早々に人々に見せよ」と言い残したとされる妖怪で、スタッフや利用客らの間で「かわいい」「たくさん集まってほしい。アマビエパワーで、コロナが早く終息してほしい」と、人気になっている。
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