2020年9月9日(水)付

愛犬の日常 困りごと解決 県愛護会大北 大町でしつけ方教室

 県動物愛護会大北支部主催の「愛犬のしつけ方教室」が6日、大町市常盤で始まった。大北地域の愛犬家5組ほどが参加し、適正な散歩の仕方や噛み癖の直し方、お手やお座りなど指示の仕方など愛犬との日常生活での困りごとを解決した。参加者は、警察犬育成も行っている梅澤實さんから、犬のレベルに合わせてしつけ方の指導を受けた。
 教室は10月25日までの毎週日曜日午前10時から正午まで。新型コロナウイルス感染拡大状況によっては中止となる場合もある。
保・小・中で相互参観 小谷 地域教育の基盤強化に

 小谷村は、村に1つずつの保育園・小学校・中学校という教育現場環境を踏まえ、子どもの発達における育ちと学びの連続性を円滑にし、地域教育の基盤を強くしていく目的で「保小中・協働の学び」を実践している。本年度はそれぞれの現場で教職員による相互参観を行っている。
 9月1日から10日までは、小谷小学校・中学校の教諭らが小谷村保育園で保育参観を実施している。就学前の幼児の発達や成長の様子を見ながら、協働の学びを意識した連携の大切さに理解を深めている。
仏発祥ハンドクラフト体験 松川村公民館 シャドーボックス講座

 松川村公民館は2日、フランス発祥のハンドクラフト「シャドーボックス」の体験講座を村すずの音ホールで開いた。小松暁子さん=同村東松川南=の指導で、立体的に紙を重ねて絵画のように表現する作品づくりに挑戦した。
 チューリップを教材に取り組んだ。チューリップをかたどる複数のパーツを鋭利なアートカッターで切り取り、ボンドで5_ほどの厚みを作りながら5段重ねにしていく。2回の講座で10×12aほどの作品を仕上げ、箱型の額に飾る。6人が参加し、それぞれのペースで、根気のいる細かい作業に没頭した。
希望胸に物づくり発信 池工祭 コロナ制約も交流の場に

 池田町の池田工業高校(清水史明校長・生徒313人)は5日、文化祭「第58回池工祭」を開いた。「飛翔」をテーマに、物づくりに取り組む工業高校ならでは成果を発表した。新型コロナの影響で一般公開は保護者のみに限定されたが、来場者と生徒、生徒同士が、物づくりや作品を通して交流した。
 建築科、機械科、電気情報システム科の生徒らが、それぞれの授業や活動の中で取り組んできた製作物や展示物などを紹介した。旋盤技術を使った文鎮づくりや木製フォトフレームづくり、LEDを使った装飾などが行われ、来場者に丁寧に説明する生徒の姿も見られた。
「自主防災」実践的に訓練 大町南原町 独自マニュアル活用 避難誘導も

 大町市の南原町自治会・自主防災会は6日、防災訓練を仁科台中学校駐車場で行った。今年、独自に作成した自主防災マニュアルの「災害時安否確認カード」を使った避難誘導や、消火栓を使った放水の手順を確認するなど、これまでにない本格的な訓練を実施した。
 大雨により、警戒レベル4が発令されたことを想定して行われた。自治会役員を中心に約20人が参加。自主防災マニュアルに準じ、万一の事態に取るべき行動について認識を深めた。
ネットで「いどばた」交流 大町市地域包括支援 マスクケース制作も

 大町市総合福祉センターで毎週金曜日午前10時半〜正午、「いどばた大町」が開かれている。住み慣れた地域でいつまでも生き生き暮らすための「いどばた」事業を、市と市地域包括支援センターなどが協力するテスト事業として実施している。
 新型コロナ感染症拡大防止のための移動自粛下においても、インターネット上のウェブ会議ツール「Zoom(ズーム)」を使い継続してきた。
 このほど行われた「いどばた大町」では、テレビ画面越しに関東の60?80代に実施したアンケート結果などを話したり、大町の四季の移り変わりを伝えたり、47都道府県人気ランキング当てビンゴゲームで盛り上がったりした。
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