2020年9月12日(土)付

ちくわ%りカレー再現 扇沢駅で提供黒部ダム建設 宿舎の味

 黒部ダム建設工事の作業員宿舎などで提供されていたとされる、ちくわ?入りのカレーを現代風にアレンジし、再現した「合宿所のカレー」(サラダ付き、税込950円)が大町市の立山黒部アルペンルート扇沢駅にある扇沢レストハウスで提供され、話題になっている。長野県民の消費が7割を占めるという、水産練り物メーカー「スギヨ」=石川県=の「ビタミンちくわ」をふんだんに使用。当時の作業員が毎回、待ち遠しくしていたというカレーを味わうことができる。
初秋 ケイトウ色鮮やかに 国営公園 大町・松川で見頃

 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区内れき原で、ふさふさの花が特徴の「ケイトウ」が見頃を迎えている。黄色、赤、ピンクのケイトウが初秋の公園を彩っている。10月の初めごろまで楽しめるという。
高齢者 介護予防の担い手に 小谷村包括支援センター 新事業「ずくまめ会」発足

 小谷村包括支援センターは介護予防事業の一環として、本年度から新事業「ずくまめ会」を発足した。雨中地区をモデル地区として、住民と行政が一体となった、専門家による介護予防の講義や運動などで、住民のやる気を引き出す活動を展開。住民同士のつながりから、自ら介護予防や健康づくりを推進する仲間づくりや地域リーダーの育成にもつなげたいとしている。
郷土の歴史 生活文化体感 白馬村公民館「山麓めぐり」

 白馬村公民館の生涯学習講座の一環として8日、「山麓めぐり」が開かれた。民俗・日本思想史家の田中欣一さんや、田中さんのガイド養成講座の受講生がガイドを務め、村の歴史や生活文化の魅力を伝える人気企画。第1グループは田中さんのガイドで神城地区の一夜山や曹洞宗示現山長谷寺周辺、第2グループは岩岳地区観音原石仏群や霧降宮切久保諏訪神社、八方霜降宮細野諏訪神社を巡った。
薬師寺の屋根瓦里帰り=@松川中 昭和26年 修復のため寄進

 県内の小中学校・高校が昭和26年に国宝・薬師寺東塔(奈良市)修復のために寄進した屋根瓦が11日、約70年ぶりに松川村の松川中学校に里帰り?した。大きさが約35×30aで裏側に「長野縣北安曇郡松川中學校」と刻まれている。村教育委員会は中学校に展示する他、村すずの音ホールなどで一般公開も検討している。
愛嬌ある仏様表現 池田 浄念寺前住職の木版画展

 池田町2丁目のシェアベースにぎわいで30日まで、浄念寺の前住職・後藤志朗さん(79)=2丁目=による写仏画展が開かれている。愛あい嬌きょうのある仏様を中心に描いた木版画22点を展示する。
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