2020年9月13日(日)付

新たな形の運動会始まる 大北4小学校 密避け元気な姿披露

 大北地域12小学校のうち白馬北、白馬南、大町東、池田の4校が12日、運動会を開いた。大町市の大町東小学校(丸山伸一校長、167人)では、開校40周年を冠した校庭運動会を開催。距離を取る、種目を変更するなど、新型コロナウイルスの感染症対策に配慮した新しい形の運動会として、児童の元気な姿を地域住民や保護者に披露した。今年は参観日などが行えず、保護者や地域住民に児童の活動を見てもらう初めての機会となった。
郷土の食紙芝居で知って 松川「伝える会」が保育園に寄贈

 松川村の農家の女性でつくる「松川村の暮らしと行事食を伝える会」(平林和子会長)は11日、地域の子どもたちに農村ならではの文化や伝統を楽しみながら知ってもらおうと、オリジナルの紙芝居「とんすけとこめたろう」を村内2保育園に贈った。紙芝居はオニの「とんすけ」とコメの精「こめたろう」が季節の行事を通じて村人と交流する物語。さまざまな郷土食が登場する。
爽やかに八方歩く 白馬村シニアクラブ「教室」景観も満喫

 白馬村シニアクラブ(丸山高会長)は8日、クラブの健康増進事業の一環として八方尾根自然研究路を散策する「ウォーキング教室」を開いた。約70人が参加して、大自然の爽やかな風を感じながらそれぞれのペースで山歩きを楽しんだ。標高770bの麓の八方ゴンドラリフトを出発し、クワッドリフト2本を乗り継ぎ、標高1830bの八方池山荘まで、空中散歩を楽しみながら一気に到着。白馬観光開発がゴンドラやリフトを無料とするなど、イベントに全面協力した。
木彫家橋さんの作品寄贈 日展出品「森樹廊」 元歯科医片倉恵男さん大町市に

 大町市白塩町の元歯科医の片倉恵男しげおさん(83)は9日、自身が所有する、大黒町の木彫家・橋貞夫さん(80)の作品「森しん樹き廊ろう」を市に寄贈した。一目見て気に入り購入し長年、自宅玄関に飾り大切にしてきたが、「ここまで立派な作品。個人で楽しむより、多くの人たちに見てもらいたい」と贈った。
大町の設置店自転車で巡る 観光協サイクルステーション情報交換会

 大町市観光協会は8日、サイクリストが気軽に立ち寄れる「サイクルステーション」設置店を対象に、利用者増加に向けた情報交換会を開いた。7人が参加し、自転車で設置店を巡り各店の取り組みを学ぶとともに、自転車で大町を走る楽しみ方を実際に体験。サイクリスト誘客に向け、サイクルステーションの活用法を模索した。
コケの精霊≠ノ願いを 大町沢から麻倉へやってきた

 大町市堀六日町の麻倉に、コケケをまとった愛嬌あいきょうのある顔をした精霊がやってきた。疫病を退けるとされる妖怪「アマビエ」と知り合いで、新型コロナウイルスにも強い≠ニいう。制作した麻倉美術部は「こんな時だからこそ精霊が見守ってくれるようだ。静かに語り掛けると心に返ってくる。話しかけてみて」と話している。
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