2020年9月30日(水)付

新そばぐるっと*。わって 大町市地産地消推進 スタンプラリーあすから

 新そばの時期を迎え大町市は10月1日から、地産地消推進事業として「ぐるっとそば処スタンプラリー」を開催する。コロナ禍、参加各店とも、座席間隔を十分開けるなど万全の感染防止策で迎え入れ、秋の旬の味覚を提供する。
 11月30日までの期間中、市内18参加店で、そばメニューを食べた人などが対象。スタンプは1つから応募でき抽選で景品がもらえる。
 スタンプラリーは10年ほど前から開催している。例年400人以上から応募がある人気企画。。主催する地産地消推進事業実行委員会事務局の市農林水産課農業推進支援係は「参加各店ともコロナ感染対策を徹底している。大勢の人に安心して新そばを味わってもらいたい」と呼び掛ける。
新図書館の最適地考える 白馬 新日本婦人の会 4候補視察

 建設最優先候補地をJR白馬駅とした白馬村の新図書館等複合施設について、新日本婦人の会白馬支部は29日、第12回村政ウオッチングとして、候補地を巡る散策会を開いた。住民目線で候補地選定に疑問を感じる視点から、候補となった4カ所を視察し、新図書館の在り方と最適な場所について考えた。
 20数人の村民が参加した。白馬駅、Aコープ白馬店南、六十刈体育館北側ほ場、村子育て支援ルームと歩いて見学。同問題で議論する村議会総務社会委員会の加藤亮輔村議に各候補地について説明を聞いた。
煎茶道 礼節の作法学ぶ 小谷小6年生が体験

 小谷村の小谷小学校6年生20人が16日、社会科の授業の一環として「煎茶道」を体験した。村内で煎茶道の師範を務める矢口恵子さんが、小学校の和室で煎茶の点前を披露。美しい所作と作法で日本茶をおいしく入れ、お客さまをもてなす煎茶の一煎から、日本に脈々と受け継がれてきた、人としての成長をめざす「道」の精神にふれた。
 児童たちは5人ずつグループに分かれて、2煎までのお茶と菓子を味わった。優雅なしぐさで差し出されるお茶を作法にのっとり、茶碗や菓子を神妙な顔で受け取り、2煎の味わいの違いを感じ取っていた。
村長への挑戦者求む 松川 スポーツイベント10月から

 松川村公民館は10月1日から、スポーツ競技で平林明人村長(78)に挑戦する新イベント「村長レコードチャレンジ」を村すずの音ホールで開催する。村長の記録を破った住民に景品を贈る他、好成績が出れば館内に掲示。新型コロナウイルス禍の中で、村民の健康づくりを図るユニークな企画だ。
 平林村長は「新型コロナで有り余る力をぶつけてほしい。みんなで楽しく、体力に挑戦してほしい」と呼び掛けている。
白馬商業地上昇率県内1位 基準地価 コロナで下落幅拡大の中

 県は30日付で、令和2年7月1日を基準日とした都道=別表府県地価調査による基準地価を公表した。新型コロナウイルスの影響で全県的に平均変動率の下落幅が拡大する傾向にありながら、上昇地点となった白馬村北城エコーランド付近の商業地では約3割の上昇と県内1位、全国でも沖縄方面2地点・北海道ニセコに次ぐ4番目となる変動率を記録した。
 大北地域では、上昇地点が白馬村の住宅地2地点と商業地2地点、横ばい地点が大町市常盤の住宅地1・池田町の住宅地2・松川村の住宅地1・白馬村の住宅地1。他は下落となった。(写真は大幅に上昇した白馬村の商業地付近のエコーランド大通り)
交差点路面標示塗り直す 大町安協 安全な利用へ作業

 大町市の大町地区交通安全協会大町支部(伊藤弘支部長)は28日、大町地区の市道交差点など35カ所で、消えかかって見にくい路面標示を塗り直すペイント作業を実施した。6人が作業を行い、「止まれ」や停止線などの標示を塗装。歩行者やドライバーにルールを守った安全な道路利用を促すため、作業に精を出した。
 伊藤支部長は「止まれや停止線の視認性を良くして交通安全意識を高めてもらいたい。交差点の事故は多いので、交通事故防止に役立てれば」と話した。
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