2020年10月1日(木)付

大型パネルで民話の語り 大町で3・4日「もんぺの会」がお披露目

 大町市の語りの会「大町民話の里づくりもんぺの会」は3日と4日、「民話の語り&パネル展」を旧アララギメンズショップ(創舎わちがい北側)で開く。これまで作成してきた地元地域に伝わる民話の紙粘土人形作品の大型パネル写真を初めてお披露目。会員による語りとともに楽しむことができる。
 同会は、地域に伝わる民話や歴史を研究、語り継ぎ、今年結成16年目を迎えた。会員の高齢化で大型作品を移動させることが難しくなってきたことや移動で紙粘土作品が壊れてしまうことなどから、今後も民話のイメージを伝えていきやすいようにパネル化を考案した。
鷹狩山頂で「井戸端会議」 大町 移住者と希望者交流

 大町市の鷹狩山頂で9月26日夜、「鷹狩山井戸端会議・移住交流会」が開かれた。安曇野アイターン友愛会と「ずくなしぷれす」が主催し、同市を中心に白馬村、松川村、東京都から11人が参加。同市と周辺に移住した人と、これから移住しようと考える人が相談し合い交流した。
 仮の地図上で自分の出身地の位置に立つ「自己紹介地図作りゲーム」、大町市の夜景を見下ろしながらの交流会、ミニナイトハイクが行われた。
地域でもてなす「観光」答申 小谷村審議会 外国人増、コロナ受け転換

 小谷村観光地域づくり審議会(会長=平尾勇・地域経営プラチナ研究所代表取締役)は9月30日、観光振興の方向性について村に答申した。総論では、インバウンド急増とコロナ禍という2つの大きな環境変化を前提とし、従来の「観光」から来訪者を地域全体でもてなす「観光地域づくり」への転換を勧めた。
 答申書は、総論から具体的な提言、資料まで盛り込んだ3部構成、計140nにわたるボリュームで、「輝く将来の小谷村へのメッセージ」を記した。
 観光地域づくりの推進体制としては「地域プラットフォーム」という場を提案。さまざまな立場の住民や関係者が「当事者として対話」する場として機能し、審議会メンバーも協力するとした。
屋外でアウトドア映画=@五竜でフェス 密避け鑑賞

 白馬村のエイブル白馬五竜エスカルプラザで9月26日と27日、アウトドア映画祭「MOUNTAINFILM ON TOUR Hakuba Festival」が開かれた。3密を避けるため、屋外の開催でもソーシャルディスタンスを心掛け、感染予防に万全を尽くして実施。両日とも多数の来場があり、アウトドアに関する映像作品の鑑賞をはじめ、さまざまな催しを楽しんだ。
 映画フィルムはスキーやクライミング、スケートボードなどのスポーツに焦点を当て、10作品以上を上映した。
感染予防に次亜塩素酸水 池田町やすらぎ きょうから無償配布

 池田町は1日から、町内の住民や事業者を対象に、消毒用の次亜塩素酸水を町総合福祉センターやすらぎの郷で無償配布する。新型コロナウイルスを含めた感染症の予防に役立てようと、生成装置を施設内に設置した。
 装置は家庭用給湯器ほどの大きさで、食塩水を電気分解し次亜塩素酸水を生成する。ドアノブやテーブルなど消毒したい場所の汚れを事前に掃除、次亜塩素酸水をたっぷりしみこませた布でふき、からぶきする。
ゆうあい館周り草刈り奉仕 松川の北ア広域シルバー人材

 松川村の北アルプス広域シルバー人材センター松川事務所は9月28日、村ゆうあい館周辺で環境美化のボランティア活動を行った。高齢者に働く場を提供してくれる地域への感謝を込め、会員約40人が花壇の草刈りや庭木のせん定などに汗を流した。
 松川事務所は10月の「シルバー人材センター活動強化月間」に合わせて奉仕活動を実施している。参加者は普段の仕事で培った技能を生かし、高所のせん定などを手際よく進めていた。
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