2020年10月６日付

2020年10月６日(火)付

八坂の玄関口に憩いの場　18日仕上げ作業ボランティア募集「相川展望公園」完成へ

　大町市八坂地区の相川トンネル西側入口の「相川展望公園」が完成に近づいている。地域づくりに取り組む八坂商工倶楽部（八坂商工会後継団体）が整備を進めてきた。災害や道路改良工事により使用できなくなるなど一時は公園存続の危機もあったが、住民の力で北アルプスなど地域ならではの景観に親しめる場所に仕上げる。18日午前9時から、仕上げ作業として花や低木の植栽、あずまやの塗装作業などを行うボランティアを募集する。
　公園は、県道沿いに全長50㍍・幅4㍍ほどの広さで、あずまやや案内看板、広い花壇も設置。車を停めるスペースも十分に設け、好天時には北アルプスの眺望とともにゆったりとした時間を過ごすことができる。

県1位･全国15位の健闘　ゆるキャラＧＰファイナルおおまぴょん応援に感謝

　今年最終開催となった「ゆるキャラグランプリ2020ＴＨＥＦＩＮＡＬ」のご当地ランキングで、大町市キャラクター・おおまぴょんが15位となった。過去最高位の昨年11位より4位順位を落としたものの、同部門にエントリーした県内のキャラクター27体のうち、1位に輝くなど健闘した。
　大会は2011年から開催し、おおまぴょんは2012年から出場。昨年長野市で開かれた「ゆるキャラグランプリ2019」では、過去最高となるご当地部門11位だった。

新しい神輿でわっしょい　池田鵜山例大祭に合わせお披露目

　池田町中鵜の鵜山四神社で4日、秋の例大祭に合わせて鵜山自治会の新しい子ども神輿がお披露目された。旧神輿の老朽化に伴い23年ぶりに更新され、子どもたちがきらびやかな神輿を担いで、「わっしょい」と大きな掛け声を上げた。
　新たな神輿は高さ約80㌢、重量約20㌔。自治総合センターのコミュニティ助成事業の補助金を活用して更新した。今年は新型コロナウイルスの影響で巡行は中止、来年から活躍する予定だ。

和気あいあいとプレー　松川村民マレット68人親睦

　松川村体育協会は4日、村民マレットゴルフ大会を高瀬川河川敷マレットゴルフ場で開いた。村民や村内勤務者計68人が出場し、36ホール・パー144のストロークプレーで試合を展開、北アルプス山麓に快音を響かせた。
　大会では新型コロナウイルス対策として、検温や手指消毒などを徹底。参加者が感染防止に配慮しながら、和気あいあいとプレーを楽しみ、互いの親睦を深めていた。

コロナと闘う病院きれいに　「大町病院サポーターの会」感謝込め花壇草取り整備

　大町市の市立大町病院を応援する住民団体「大町病院サポーターの会」（降籏剛会長）は4日、病院敷地内の環境整備を行った。会員や病院職員など計約40人が参加し、花壇の草取りや庭木のせん定などに汗を流した。
　参加者は病棟周辺の花壇やミニ菜園など担当ごとに分かれ、枯れた雑草やシーズンを終えた植物を手作業で抜き取り、住民と病院で協力して景観保全に取り組んでいた。

土のう作り水害に備え　大町市と消防団 1500袋自治会に配布へ

　大町市と市消防団（平出誠二団長）は4日、大新田資材倉庫で土のう1500袋を作った。必要とする自治会に配布する。
　各自治会の土のうの備蓄は、地域住民による初期対応に役立ち、市建設課、消防防災課、消防団と備蓄場所を情報共有、活用することで、浸水被害を軽減することを目的とする。
　土のう作りには消防団員ら約40人が参加、緑色の袋に手際よく砂を詰めていった。

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