2020年10月24日付

2020年10月24日(土)付

「奇跡の一台」トロバス披露　大町市来月14日「記念館」プレオープン

　立山黒部アルペンルート関電トンネルトロリーバスの最後の1台を展示する「トロバス記念館」が来月14日、大町市平の扇沢総合案内センターにプレオープンする。クラウドファンディング（ＣＦ）で保存費用が集まるなどファンや地元住民の「後世に残したい」という思いが詰まったトロバスが一般に公開される。当日は参加無料のプレオープンイベントが行われ、今シーズンは11月30日まで開館、来年4月の全線開通で本格オープンする。

延期の成人式来年1月11日に　大町市感染予防対策徹底し開催

　新型コロナウイルスの影響で8月の開催予定を延期していた大町市の成人式が、来年1月11日の「成人の日」に開催することが決まった。市教育委員会が23日の市定例会見で、式典時間の短縮や出席者の座席間隔を空けるなど感染予防対策を徹底して開催することを説明した。
　市の成人式はこれまで、雪の時期を避けたお盆の8月に開催してきた。今年はコロナを受けて延期を決定していた。県内を含めて感染状況が比較的落ち着いてきたことから1月の開催を決めた。

電車に乗ってマナー習得　白馬北小2年生校外学習

　白馬村の白馬北小学校2年生39人が22日、生活科授業の一環で校外学習を行った。岩岳地区の観音原石仏群を見学し、帰りの移動手段にＪＲ大糸線を利用。公共交通機関や公共施設でのマナーやルールを、体験を通じて身に付けた。
　児童はＪＲ白馬駅に立ち寄り、帰りの電車の切符をそれぞれ買い求め、駅から岩岳まで歩いて向かった。
　白馬駅では駅員らの出迎えを受け、構内を見学。駅員は「使用済み切符は改札で回収するが、記念にとっておきたい場合は駅員さんに話せばスタンプを押して渡してもらえます。旅行などの時はぜひやってみてください」と説明した。

サッカー基礎から楽しく　アラグランデＦＣ小谷保育園で教室

　白馬村のサッカーチームのアラグランデＦＣ（稲田良太郎代表）は16日、小谷村保育園（松澤由佳園長）を訪れ、恒例のサッカー教室を開いた。園児を飽きさせない工夫された練習方法で、サッカーの基礎技術や、スポーツすることの楽しさを伝えた。
　稲田代表は「ボールはいつもそばに置いて、優しくたくさんさわってあげてね」と園児に呼び掛け、最初から蹴るのではなく、ボールに親しむことから指導を始めた。
　園児は2つのグループに分かれ、ミニゲームを体験。相手ゴールに向かってドリブルでボールを運び、シュートを決めて好ゲームを展開していた。

雨の中元気にマレット　池田 20回節目の会長杯大会

　池田町マレットゴルフ連盟は17日、第20回会長杯大会を町アルプス広場マレットゴルフ場で開いた。あいにくの悪天候の中、県内各地から154人が出場し、雨に負けず元気にプレーを楽しんだ。
　中島睦会長は「新型コロナの影響で大会が中止になるなど、今年はプレーできる機会が少ない。感染対策を徹底し住民の健康づくりを図っていければ」と話した。

11店のラーメン制覇目指せ　11月7日から松川でスタンプラリー

　松川村の味を食べ比べるスタンプラリーイベント「第4回ラーメン祭り」（村商工会商業部会主催）が11月7日から、村内飲食店11店で始まる。新型コロナウイルスの影響で疲弊する店舗を支援しようと昨年に引き続き開催する。
　参加店舗は▽麺とび六方▽喜美餃子屋▽れんげ亭▽すずむし荘鈴音亭▽たぬき食堂▽居酒屋スナック楓▽お食事喫茶みどり▽らぁ麺麦一粒▽台湾料理福客来▽居酒屋どんちゃん▽養老乃瀧松川店の11店。いずれも県の「新型コロナ対策宣言の店」。各店舗でマップ付きの応募用紙を配布する。

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