2020年10月25日(日)付

最後の収穫で卒業祝う 大町 市民野菜づくり教室閉講

 大町市は24日、市民を対象にした「たのしい野菜づくり教室」の本年度閉講式を平公民館で開いた。農業の基本を学び試験に合格した受講生が修了証を受け取り、自ら育てた野菜料理を囲みながら卒業を祝った。
 教室には28世帯29人が登録し、元JA大北農業技術指導員の森山尨さんらを講師に、高根町の「たかね市民農園」で農作業を実践。
 農園では最後の収穫を迎え、受講生が両手いっぱいにハクサイやダイコンなどを抱えて笑顔を浮かべていた。閉講式では市農林水産課の鳥羽章人課長が試験の合格者に修了証を手渡した。
紅葉色づくぬるめ≠歩く ぐるったネットワーク協力 大町「上原の湯」が散策イベント

 大町市平の市コミュニティセンター「上原の湯」は24日、散策イベント「みんなでぬるめまで歩こう!」を開いた。市内と池田町から8人が参加、爽やかな秋の里山歩きを楽しんだ。NPO法人ぐるったネットワーク大町が協力した。
 コースは同施設から上原温水路(ぬるめ)までの往復、片道約30分。ぬるめは冷たい水を広く浅く流すことで温め、水田を潤す農業用水路で、上原地区に造られた地域の財産。
人気「ハロフリマ」再開 白馬の女性有志28日から コロナ禍延期中も望む声

 白馬村の白馬ノルウェービレッジを会場に28日、11月13日、19日、25日、12月3日、フリーマーケット「ハロフリマ」が開かれる。地域の資源の再利用とエコ意識を育む活動につなげる、女性有志の活動。本年度はコロナ禍の中で、春からの活動予定が延期となっていた。開催を望む多くの声を受け、同施設の全面協力で実施が決まった。
 イベントでは、常時7つのブースを開設。主にこれからの季節に役立つ秋冬物の衣料や生活用品を出品する。Facebookも公開し、あらかじめ出品されるものの画像やコメントもアップしている。
遠足楽しみ塩の道¢フ感 小谷小3、4年「高町越えコース」踏破

 小谷村の小谷小学校で今月、「塩の道遠足」が行われている。かつて信州と越後の海陸の物資を運び、昔の人々の生活を支えた交易の道、千国街道・塩の道を中心に、連学年でコースを定め実施している恒例行事。歴史ロマンあふれる塩の道を歩きながら、郷土愛を深めている。
 このうち3、4年生がこのほど、北小谷地区から中土に至る「高町越えコース」の古道塩の道を歩いた。友達と支え合いながら歩き、さまざまな自然の魅力を発見する遠足の楽しさを五感で体感しながら無事に目的地まで踏破することができた。
伝統「紅梅漬」の魅力発信 池田農村いきいきネット 会員5人 アレンジ料理紹介

 池田町の農村いきいきネットワーク池田は、地域の伝統食である紅梅漬を使った調理実習と写真撮りを21日、町多目的研修センターで開いた。アレンジ料理を広く紹介し、紅梅漬の新たな魅力を発信する試みだ。
 今年はコロナ禍で売り上げが激減したため、販売促進につなげようと、レシピづくりに取りかかった。
 会員5人が梅まんじゅう、梅コロッケ、果物ピザ、梅ゼリーなどの6つのレシピをもとに調理した。ピンク色と食感を生かした料理が次々と完成。器や季節の植物などで美しく彩り、撮影した。
樹齢100年大銀杏 黄葉ピーク 池田町滝沢の曹洞宗長福寺

 池田町滝沢の曹洞宗長福寺の大銀杏が色づき始め、まもなく黄葉のピークを迎える。推定樹齢約100年、高さ約30bの大木が、北アルプスを背にそびえ立つ。黄葉のピークは今月いっぱいの予想だが、落葉後の黄色いじゅうたんも見応え十分。
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