2020年10月28日(水)付

お年寄り新そばに舌鼓 大町市常盤ゆずり葉の会 1年ぶりそろって食事

 大町市常盤上一で高齢者の居場所づくりに取り組む「ゆずり葉の会」は27日、秋のそば会を上一基幹センターで開いた。今年は新型コロナウイルスの影響で長らく大勢で集まることができず、昨年のそば会以降1年ぶりにそろっての食事会。新そばを楽しみに地域の高齢者が集まり、「おいしい」「香りが良い」と、久しぶりに集まって食べる料理に、地域の笑顔があふれた。
霊松寺 鮮やかに染まる 

 大町市山田町の霊松寺が紅葉に包まれ、大勢の見物客が訪れている。赤とオレンジ、緑のグラデーションをつくるモミジや、朱色に染まるドウダンツツジ、黄色に色付き始めた市指定天然記念物の「オハツキイチョウ」などが、静かな境内に色彩豊かにたたずみ、時折吹く秋の風に揺らいでいる。
村の伝統ぼろ織り学ぶ 小谷小 住民講師に校外学習 

 小谷村の小谷小学校でこのほど、総合学習の「小谷っ子タイム」が実施された。歴史や自然、スポーツなどさまざまな分野で広い見識と経験を持つ住民を講師に、校外活動による多角的な視点の学習でふるさとの魅力について学びを深めた。このうち村の伝統文化について学ぶ「文化探検隊」は、おたり名産館でぼろ織りを学んだ。
77歳陶芸で日展初入選 科学者で芸術家 池田の帯刀益夫さん

 改組新第7回日本美術展(日展)の工芸美術部門で、池田町滝沢の陶芸家・帯刀益夫さん(77)が、初めての入選を果たした。生物学の専門家という科学者の顔も持ち、「科学も芸術も創造するという意味で共通している。まさか入選するとは思わなかったが、これからも自分のイメージを作品に表現していきたい」と話す。
紅葉彩る雨引山散策 松川村観光協会 トレッキングに30人

 松川村観光協会は24日、秋恒例の「紅葉の雨引山トレッキング」を開いた。県内から約30人が参加し、緩やかな山道で汗を流しながら、紅葉に彩られた山々や安曇野を一望する景観を楽しんだ。参加者は赤や黄色に色づいたカエデなどを眺めながら、和気あいあいと山道を散策。「雨引山」の由来となった雨乞いの風習など松澤さんの話に耳を傾けながら、松川の魅力に理解を深めていた。
新雪・紅葉・放水≠フ絶景 立山黒部アルペンルート黒部ダムで見頃

 大町市と富山県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の黒部ダムは紅葉が見頃。堰堤えんていの高さ日本一186bを誇るダムと、見上げる雪の立山連峰、周囲の色づく山々が織り成す雄大な景色が楽しめる。多くの観光客が訪れた25日は、前夜の雪が一帯に積もり、純白と紅葉が競演
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