2020年10月30日(金)付

すずらん利用者 野菜づくり挑戦中 「おいしい」と評判

 大町市社会福祉協議会の多機能型障がい福祉サービス事業所「すずらん」が、無農薬栽培の野菜づくりに取り組んでいる。市総合福祉センター近くの畑を借り、野菜を育て同センターで販売。おいしいと評判で「野菜づくりは楽しい」と利用者はやりがいを見せている。今後は米や大豆など徐々に規模を拡大する計画で、現在、無償で貸してくれるほ場を募集している。
 農園は、すずらん職員の桑澤優太さんが食と農を利用者と始めたいと昨年から手探りで始めた。「すずらんから新しいことをしたいと意気込み、すずらんとは違う名前に決めた」と、農園の名前を「すずらら#_園」とした。現在借りている畑は約12b四方で、探しているほ場も同じくらいを想定。「利用者もいるので、センターの近くで貸しても良いという人がいれば」と話す。
昭和の街並み「昔地図」に 小谷村文化祭11月4日まで 「ずくだせ会」が下里瀬再現

 開催中の小谷村文化祭で、村社会福祉協議会の介護予防サロン「ずくだせ会」で作った、下里瀬地区の昭和初期を再現した「昔地図」が展示され、「懐かしいね」と注目を集めている。
 地域のお年寄りが昭和30年ごろまでを思い出して記した地図には、米屋や油屋、百貨店、菓子店、下駄屋、豆腐店、医者や歯医者、銀行、駐在など、さまざまな商店の名前が並んでいる。下里瀬は塩の道の街道筋で、栄えていたことがしのばれる。訪れた人には「このお店知っている、懐かしいね」「ほかの地域でも作ればいいのに」と話題が広がっていた。付箋を張り、さらなる情報も求めている。
山岳エコ観光の聖地目指す ハクババレー「SDGs」ビジョン発表

 白馬、小谷、大町3市村や索道事業者・観光団体等でつくる地域連携DMO・ハクババレーツーリズム(HVT、梨光代表理事)は29日、国連の提唱する持続可能な開発目標に賛同する「HVTSDGs宣言」を発表した。世界に先駆け、持続可能な観光地域づくりを目指す取り組みを地域全体に展開していく。
 宣言の核となるビジョンには「自然の豊かさと心の豊かさにあふれる持続可能な山岳エコツーリズムの聖地へ」と掲げ、▽北アルプスの山・雪・水を守る、▽食べ物やエネルギーの地産地消、▽未来の世代に持続可能な地域を受け継ぐため学び合い行動する―などの5項目を並べた。
戦没者前に不戦の誓い 池田町 コロナで縮小 追悼式

 池田町は27日、戦没者追悼式を町役場で開いた。今年は新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小し、庁内と町遺族会の代表者10人のみが参加。太平洋戦争で亡くなった403柱の冥福を祈り、不戦の誓いを新たにした。
 式典に先立ち池田八幡神社の慰霊碑で慰霊祭が開かれ、遺族会役員のみが参列した。
全国から移住希望者が接続 楽園信州オンラインセミナー 大町の参加者と女性同士交流

 大町市は24日、県が主催する楽園信州オンラインセミナー「移住したい女性のためのおしゃべり会」に参加した。オンライン上で全国の21人の移住希望者と交流のひと時を過ごした。移住定住促進の取り組みの一環。
 市定住促進係とゲスト参加者がJR信濃大町駅前のドットスペース大町からウェブ会議ツール「Zoom(ズーム)」で接続。大町市のほか、中野市、信濃町、茅野市、箕輪町、筑北村、小諸市、山ノ内町から参加があり、それぞれの市町村から女性ばかりが、移住希望の女性とざっくばらんな会話を楽しんだ。
親子で工作 カボチャバッグ 大町市児童センター ハロウィーン週間

 大町市児童センター(平出剛所長)の子育て支援センターで30日まで、ハロウィーン週間が実施されている。1組1回限定で、工作とおもちゃをもらうハロウィーン体験を用意。親子たちが季節を感じる行事を楽しんでいる。
 親子たちは、色画用紙を折ってカボチャの顔をつけて首からかけるバッグを工作。マントや帽子とともに着用して、ハロウィーンの飾りつけの施された館内で撮影などを楽しむ。
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