2020年12月18日(金)付

大町病院に電話相談窓口 新型コロナ 体制強化で迅速対応

 市立大町総合病院は、新型コロナウイルス感染症についての電話相談窓口を開設した。症状の出現を含め新型コロナの疑いがある場合は、現在、身近なかかりつけ医か県大町保健所に相談することになっているが、そこに大町病院も加わることで相談体制の強化や迅速対応につなげる考えだ。
 大北地域の住民を中心に、旅行や出張滞在者なども相談できる。病院代表(電話0261-22-0415)を通じて相談窓口につながる。看護師や医師から、検査を含めて、とるべき行動などについてアドバイスが受けられる。相談受け付けは平日が午前10時半〜正午、午後3〜4時半、土日曜・祝日(12月29日〜1月3日を含む)は午前10〜11時、午後3〜4時。
達人の技 しめ飾り作り 小谷 伊折生産組合で佳境

 小谷村伊折地区で、伊折生産組合のメンバーによる、正月の縁起物のしめ飾り作りが佳境を迎えている。「のれん」「ごぼう締め」「やすの御器」など、多彩な種類の正月飾りが、達人の技で丁寧に仕上げられている。
 製作は20日ごろまで。メンバーらは「伊折産の正月飾りで良い新年を迎えてもらいたい」と話している。
Xマスへカウントダウン 松川村図書館 アドベントカレンダー展示

 松川村図書館では、職員お手製の「アドベントカレンダー」が館内を彩っている。クリスマスまでカウントダウンをしながら、クリスマスにちなんだお薦め本を紹介している。
 カードが一枚ずつめくられると、絵本を中心としたお薦め本25冊のタイトルと表紙が順次登場する。
ボランティア遠隔で交流 大北 フォーラムでつながり確認

 大町市総合福祉センターなど5つの会場に分かれて14日、「第21回大北ブロックボランティア地域活動フォーラム」が開かれた。インターネット会議ツール「Zoom(ズーム)」を使い、5市町村と講師の6会場をつないだ初のリモート開催となった。
 各会場定員を15〜30人に限定。「ご近所福祉クリエイション」の酒井保さん=広島県=を講師に招き「『つながり』が築く!活き・生き・元気な暮らしぶり」をテーマに開催した。
絵手紙に心込め年賀状 大町の平公民館 牛越さん講師に講座

 大町市の平公民館・女性未来館ピュアで7日と14日、オリジナルの年賀状を作る絵手紙の講座が開かれた。絵手紙講師の牛越克巳さんが、水彩絵の具で描く絵を指導。来年の干支えとの牛などを描き、送る人への気持ちを年賀状に込めた。
 アドバイスをもらいながら参加者は黙々と筆を持ち、色彩豊かな年賀状を完成させた。
特殊詐欺を未然防止4回目 大町署 松川のコンビニに感謝状

 特殊詐欺被害を未然に防いだとして、松川村のセブンイレブン松川細野店が16日、大町署から署長感謝状を贈られた。従業員への指導や利用客への声掛けなどを徹底し、平成28年の開店以来4回目のお手柄だ。
 同店では、高齢者の高額な取引やウェブマネーの購入に対し利用目的を確認するなど特殊詐欺対策を徹底。従業員は「不安そうな顔をしていたので声をかけた。被害を1件でも減らすことができたのでうれしい」、「身近な住民に悲しい思いをさせたくない。今後も声掛けで被害を防ぎたい」と話した。
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