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2021年1月19日(火)付 |
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厳しさ増す経営 募る不安 新型コロナ 北ア圏域 警戒レベル4
北アルプス圏域(大北地域)の新型コロナウイルス感染警戒レベル(県独自)が「4」に引き上げられ、「特別警報T」が発出された。飲食や宿泊などで営業時間短縮などの制限は伴わないが、客足がさらに遠のくことを覚悟する事業所は少なくない。「我慢するしかない」「誘客に積極的になれない」など厳しい受け止めで、年が明けてもコロナに翻弄される日々に関係者の不安は尽きない。
市では、特別警報に関する県からの文章内容を各部や課で共有する中、さらなるレベル引き上げを想定した対策のシミュレーションを進める。県は特別警報で、飲食店などにおける感染拡大防止ガイドラインの順守、職場や観光施設等での感染防止対策の徹底などを呼び掛けている。 |
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「そびゆる」誘致の演劇堪能 大町 文化会館で「新・三人姉妹」
大町市を中心にアートを通じたまちの活性化を推進する市民団体「そびゆる」は16日、公演「新・三人姉妹」(制作=小池博史ブリッジプロジェクト、株式会社サイ)を市文化会館で開いた。市内を中心に子どもから大人まで約160人が来場し、歌や身体表現を交えたパフォーマンスを堪能。地域の芸術文化を推進する団体の活動が一歩進んだ。
新型コロナウイルス感染対策として、来場者を収容人数の半分以下の160人とし、県内在住者限定の予約制とした。氏名や連絡先、居住地を控え、マスクの着用や消毒、会場での会話を控えるよう要請していた。 |
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ハクババレー営業縮小も 緊急事態宣言で入り込み減
新型コロナウィルスの全国的な感染拡大で大都市圏を中心に緊急事態宣言が出される中、冬シーズンのピークのはずだったハクババレーのスキー場も打撃を受け、今後も入り込みが大きく落ち込むことが予想される。18日から営業形態を変えるスキー場もあり、厳しい中でも営業を続けられるように模索している。
緊急事態宣言が11都府県に拡大後初めての日曜日となった17日、例年大勢のスキー客でにぎわう白馬村の白馬八方尾根スキー場でも、訪れる人はまばらだった。同スキー場は18日から、営業内容を変更し、一部ゲレンデやリフト、レストランなどを休止とした。
小谷村の栂池高原スキー場も、ハンの木第一クワッドリフトを休止、平日はさらに3つのリフトを休止し、レストランイエティも週末だけとなる。八方尾根・岩岳・栂池を結ぶシャトルバスも路線を見直し、ダイヤやルートが大幅に変更となった。 |
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国際学院理事長が退任 池田 後任に鈴木氏 組織改革へ
池田町の専門学校「日本アルプス国際学院」をめぐり、県議会議員の宮澤敏文氏(68)=同町会染=が学校法人の理事長を退任したことが18日、分かった。後任には前理事の鈴木竜也氏(47)=安曇野市豊科=が就任。新型コロナウイルスの影響で厳しい学校経営を迫られる中、事業拡大に向けて組織改革を図る狙いだ。改選は昨年12月15日付。
新体制では、鈴木氏が理事長と情報技術学科の学科長を兼務。宮澤氏が新たに顧問として総長に就任する。理事で学校長の淺澤潤一郎氏(66)=松本市梓川=は退任し名誉学院長に就任。後任に総務部長の宮澤弘幸氏(56)=池田町会染=があたり、新設の社会人研修科長を兼務する。 |
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コロナ差別ない地域へ願い 大町のコットンサロン 「シトラスリボン」作り
新型コロナウイルス感染症への差別や偏見を取り除き、コロナ禍でも思いやりのある住みやすい地域を願う思いをリボンのモチーフにこめる「シトラスリボンプロジェクト」が、大町市でも広がっている。市総合福祉センターで12日に開かれた「コットンサロン」では、かばんや洋服につけるモチーフやブローチを作った。
参加者は、持ち寄った完成品や作り方が書かれた用紙などを手本に試行錯誤を重ねた。 |
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不安・ストレス 座禅で解消 大町図書館 池田の長福寺住職招き講座
市立大町図書館で15日、座禅講座が開かれた。池田町会染の曹洞宗長福寺の竹村信彦しんげん住職を講師に、不安やストレスの解消につながる座禅を学んだ。
一昨年の講座が好評だったことから2回目の開催となった。参加者たちは、脚を組まずに椅子で行う座禅を体験。「姿勢」「呼吸」「心」の順で整えていくことを意識しながら静かに目をつぶり、心身ともに落ち着く時間を過ごした。 |
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