2021年1月20日(水)付

小学校通学区は地区割り 大町市再編審議会 「平・大町」「常盤・社」の方針

 旧大町市内の小学4校を2校に、中学2校を1校にする再編計画の具体化について議論する、市立学校通学区域再編審議会の5回目の会合が18日夜、市役所で開かれ、新小学2校の通学区について、「平・大町」「常盤・社」の地区割りにする方向性を固めた。今後、平と大町、常盤と社にそれぞれ1校置く考えの中で、新校適地選定の議論に入っていく。
 新校の通学区については、地区割りと、児童数を均等にする2校同規模化の2案で検討した。自治会の枠組みと整合性が図れる地区割りが望ましいとする意見が大勢を占めた。2校同規模化では、地区内における通学区分散の可能性もあるとした。
雪道の運転 移住者が学ぶ 大町市 学科と路上で初の講習

 大町市は19日、冬の運転に不慣れな移住者を対象にした雪道路上講習を大町自動車教習所などで開いた。安全で快適な大町の冬を過ごしてもらうおうと「信濃大町雪国デビュタント(初心者)」と銘打ち、初開催。首都圏からの移住者など6人が学科と路上講習に取り組み、雪道を安全に走る知識と技術を身に付けた。
 同教習所の向山哲弘さんを講師に、車の雪や窓ガラスの凍結は取り除く、除雪がされている広い道や交通量が多い道を選ぶ―など乗車前の心構えや、駆動方式の違いによる特徴、雪に車輪がはまって動けなくなった時の対処法などを学んだ。
雪しぶき上げコース滑走 白馬五竜 リーゼンスラローム大会

 白馬村の白馬五竜観光協会(山形太加雄会長)は17日、「第49回白馬五竜リーゼンスラローム大会」をエイブル白馬五竜IIMORIスキー場で開いた。県内を中心に小学生から大人まで約110人が出場。良質な雪に恵まれた絶好のコンディションの中、特設コースで速さを競った。
 大会は、小学生低学年、高学年、中学生と、各年代の男女別で実施。新型コロナウイルスに関わる緊急事態宣言などで県外を中心に欠場があり、エント雪しぶき上げコース滑走リーは例年より少なかったが、出場選手は日頃培った技術を発揮し、雪しぶきを上げながらコースを滑走した。
昔ながら正月遊び¢フ験 白馬幼稚園 年長・年少混じり交流

 白馬村の信学会白馬幼稚園で13日、新年最初の行事「正月遊び交流会」が開かれた。園児が縦割り班に分かれて、昔ながらの正月遊びに親しんだ。生活様式の変化で正月の風物詩が少なくなっていく昨今、昔の人が考えた伝統的な遊びを次世代の子どもたちに継承してもらおうと毎年実施。本年度はかるたや福笑いといった、正月定番の遊びを体験した。
 日頃はテレビゲームの方が馴染みの子どもたちにとって、昔ながらの遊びは新鮮に感じた様子だった。
財政再建へ予算編成大詰め 池田町 2月下旬に町民説明会

 池田町の財政がひっ迫する中、令和3年度予算編成が大詰めを迎えている。町長の査定を終え、住民からの意見を踏まえて調整。理事者の給与削減改定案や財政再建に向けたシミュレーションと合わせて、予算案を2月下旬の町民説明会で示す方針だ。
 町によると、3年度一般会計予算は歳出削減や大型事業の完了などに伴い、2年度と比べ約7億3000万円の減額が見込まれている。事業の見直しや補助金の縮小、庁内業務の合理化などにより約1億円を削減。一般財源の歳出削減目標として掲げた3億円をおおむね達成できる見通しという。
コロナ偏見・差別″ェ絶へ おおまぴょんにシトラスリボン

 おおまぴょんも賛同しています―。大町市役所の市民ホールで来庁者を迎える市キャラクター「おおまぴょん」の胸元に、コロナに伴う偏見や差別の根絶を願うシトラスリボンが装飾された。
 コロナで生じた差別や偏見をなくし、寄り添う気持ちを表現しようと愛媛県から全国に広まったシトラスリボンプロジェクトの一環として、大町市まちづくり交流課の男女共同参画人権政策担当が企画した。
トップページ 1月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.