2021年1月31日(日)付

手術や健診センター再開へ 新型コロナ院内感染 大町病院収束の兆し

 市立大町総合病院は、新型コロナウイルス集団感染の発生に伴い停止していた「手術・内視鏡」を2月2日から、「健診センター」を4日から再開する予定だ。制限していた「訪問診療」も2日から通常対応に戻す。院内で発生する感染が療養病棟内で封じ込められつつあり、病院職員の陰性も確認できていることから、収束の兆し≠捉える中で判断した。
 別病棟での新規感染者が19日以降、確認されておらず、感染が療養病棟に限定されつつある状況を踏まえ、手術や健診センターなどの再開を決めた。
イルミと雪 かまくら並ぶ 大町温泉郷入り口 2月中点灯

 大町市の大町温泉郷入り口に、光り輝くかまくら型のイルミネーションがお目見えした。大町温泉郷観光協会が制作したかまくらと並び、2つのかまくら≠ナ訪れる人を楽しませる。2月1日から28日までの午後5〜9時に点灯する予定。
 温泉郷冬の恒例イベント「夢花火と音の祭典」は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、観光客に少しでも楽しんでもらおうとかまくらを制作した。例年夏に温泉郷でイルミネーションを点灯する「ひかりの饗宴実行委員会」が協力し、初めてかまくら型のイルミネーションも設置。
白馬育ち 冬イチゴ人気 しろうま農場 「大粒」たわわに

 白馬村の有限会社ティーエム・しろうま農場が運営する、イチゴハウスの収穫が本格化している。白馬育ちの新鮮で大粒の冬イチゴが人気を呼んでいる。 同社は安心で安全な、環境に配慮した農作物を生産。イチゴ栽培は冬場の農業振興策の一つとして、昨年から取り組んでいる。
 イチゴは直営の農家レストラン「農かふぇ」でのパック販売や、農かふぇ併設の「ジェラテリア農かふぇ」でイチゴを使った濃厚ジェラートとして販売している。 人気のイチゴ狩りは毎回1グループ限定で要予約、感染対策を万全にして実施している。
「鬼滅」人気で竈神社神符セット 大町 王子神社 節分の縁起物販売

 大町市俵町の若一王子神社は、新型コロナの影響でイベント中止を決めた節分祭に代わり、縁起物のセットを販売している。人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭次郎の名前と読みが同じで、王子神社が社務所を兼務する「竈神社」の神符と鬼面絵馬のセットも用意し、家庭での厄よけ祈願を呼び掛けている。
 節分の4点セットは、鬼面絵馬、丑年大吉神符、身守り札など縁起物と福豆。「竈神社」の神符と鬼面絵馬のセットは、鬼滅の刃人気にもあやかりながら、この地域を支配していた豪族・仁科氏が鬼門よけの神社として祭ったといわれることとあわせて、厄よけの願いが込められている。
高齢者 就労へ直接話し合い 大町 合同企業説明会に11社

 シニア世代の就労促進に取り組む大町市生涯現役促進地域連携協議会は26日、合同企業説明会をサン・アルプス大町で開いた。60〜80代の40人が参加し、企業・団体の担当者と業務内容や勤務形態についてなど、就労に向けた話し合いを行った。
 介護福祉事業所や製造業、観光業など、市内外に就労場所がある企業11社がブースを出展し、ハローワーク大町と北アルプス広域シルバー人材センターが相談コーナーを設けた。参加者は興味のあるブースで担当者と話し、業務内容や高齢者でも働ける職場環境に理解を深めた。
感染警戒「密」避け外遊び 国営公園大町・松川 節分前に園内で鬼探し

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、週末となった30日は感染対策を考えて、雪遊びなど自然の中で過ごす家族連れや親子の姿が各地で見られた。
 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では30日と31日、節分を前にイベント「鬼を探し出せ!」を開催している。接触機会を少なくするため、豆まきは取りやめ、訪れた親子たちが「密」にならない屋外で鬼を探し、写真を撮ったりして楽しんでいた。
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