2021年3月4日(木)付

EV足≠ノ大町周遊を 今春 駅前にレンタカー施設

 環境に優しい小型の電気自動車(EV)で自然豊かな大町市を周遊してもらおうと、JR信濃大町駅前に今春、EVのレンタルや観光の拠点となる施設が誕生する。地域の観光振興や北アルプス国際芸術祭を見据え、公共交通機関で訪れた観光客などにEVを足≠ニして活用してもらい、大町の玄関口から新たな観光を発信する。
 施設名は「ジャパンディスカバリーセンター大町」で、まちづくり事業などを手掛ける五日町のフリーフロート(屋田翔太社長)が運営する。EVレンタルの他、同社が運営する爺ガ岳スキー場の受け付けやイベントの発信、アクションカメラ「GoPro」のレンタル・販売などを行う。
桃の節句に人形とてまり=@4月4日まで ちょうじや文庫蔵展

 大町市八日町の「塩の道ちょうじや」文庫蔵で、企画展「ひな人形と松本てまりの世界」が開かれている。ノスタルジックな室内に約100体のひな人形と松本てまりなどが並び、春の華やぎを届ける。月遅れの桃の節句をまたぎ4月4日まで。
 市民から寄贈され同施設が所蔵する、江戸時代から大正、昭和初期ごろまのひな飾りを中心に、昭和40〜50年代の段飾りや押し絵びななどがずらりと勢ぞろい。市内の女性が10年間かけて手作りしたてまりも並び、にぎやかに女児の節句を祝っている。
日直業務 本庁で一本化 土日曜・祝日 美麻・八坂支所の対応廃止

 大町市の美麻・八坂両支所の閉庁日に、電話や戸籍関係書類の届け出などに対応する日直業務が3月末で廃止となる。4月1日からは、市役所本庁の日直業務に一本化する。 庁内の事務改善研究委員会(委員長=矢花久則副市長)は、日直における電話や、死亡や婚姻などの届け出の対応件数が少ない現状を受け、廃止・本庁日直業務への一本化を結論付けた。
 4月以降、両支所への電話は、本庁に転送され、戸籍関係書類の届け出も本庁対応になる。
ゴール目指しコース力走 栂池ノルディックに280人

 小谷村の栂池高原前山スキー場で2月28日、「第55回栂池ノルディック大会」(県スキー連盟公認)が開かれた。例年は同会場で「栂池ジュニアノルディックスキー大会」も行われるが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、栂池ノルディック大会のみを実施。小学校1、2年生と高校生を含む一般の部は廃止とし、規模を縮小して実施した。
 県内外から約280人の選手がエントリー。コロナ禍の中でも大会が開催できることに感謝しながら、終盤となったスキーシーズンを悔いのない成績で飾ろうと、それぞれの部門で力走した。
桜仙峡望む東屋併設 池田 豊盛公民館の改修完了

 池田町陸郷地区の豊盛公民館の改修工事が完了した。建物の拡張やバリアフリー化の他、サクラの名勝「桜仙峡」を望む東屋も併設され、地域住民や観光客など誰もが使いやすい施設に生まれ変わった。
 改修工事は施設入り口にスロープや手すりを設置し、多目的トイレを新たに整備するなどバリアフリー化。集会室も約6・1平方b拡張した。東屋は建物西側の屋外に約7・4平方bが設けられ、屋根と木製ベンチを備えている。
テイクアウト飲食83店紹介 大町商議所 パンフレット全戸配布

 大町商工会議所は、食事のテイクアウトができる店を紹介するパンフレット「おおまちご近所TAKEOUTごはんやってますガイド」を作成した。大町市内の飲食店83店舗が提供するテイクアウトメニューを紹介。「広報おおまち」3月号とともに全戸配布しているほか、商議所窓口でも取り扱う。
 パンフレットは、A4サイズの保存用と15a四方の持ち歩き用の2種類を用意。市街地や平地区などエリアごとに分けて、各店舗が販売しているテイクアウトできる商品のおすすめメニューを見ることができる。
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