2021年3月11日(木)付

中学5年度 小学7年度開校 大町 再編審議会答申まとめる

 旧大町市内の小学4校を2校に、中学2校を1校に再編する計画案を具体化する「大町市立学校通学区域再編審議会」は9日夜、7回目の会合を市役所で開いた。小学新校の設置場所は、大町・平通学区が「第一中学校か西小学校」、常盤・社通学区が「南小学校」とし令和7年度を目途に開校、中学新校は「仁科台中学校」とし5年度を目途に開校することなど、約9カ月にわたる検討結果を確認し答申内容をまとめた。
白馬中生 被災者の声に思い 震災から10年 オンラインイベント参加

 東日本大震災に関わる学習を重ねてきた白馬村の白馬中学校3年生は10日、震災から10年に被災者の生の声を聞くオンラインイベント「大熊未来塾10年後にみえる未来」に参加し、被災者の生の声を聞き、受け止めた思いを伝えた。白馬中生の3人が、被災地での学びの感想を話した。松澤有希さん(15)は「当たり前の日常や身近な人が一瞬でなくなることは辛いと思った」、林璃宮りくさん(15)は「地震は予測できない。いつでも準備や防災意識を持っていること重要と思った」と教訓を受け止めた。
親子でゆったり成長して 池田 「ポレポレ塾」が閉講式

 未就園児と保護者を対象にした池田町公民館の家庭教育学級「ポレポレ塾」は5日、令和2年度閉講式を町交流センターかえでで行なった。15組の親子が参加し、1年間の子どもたちの成長を見届けた。「これからも親子であせらずゆったりと成長していってください」と書かれたスタッフ手作りの修了証が、子ども一人一人に手渡された。
芸術文化に活力舞台に熱気 大町で40 周年 「はばたきの集い」

 大町市芸術文化協会(大日方三郎会長)は7日、市文化会館大ホールで「はばたきの集い」を開いた。協会を構成する芸能・文化団体による合同活動発表会。コロナ禍で1年延期された40周年の記念ステージに、8団体が出演した。当日のステージも源流美麻太鼓、スマイルジャズダンスクラブ、ダンスのTheSHININGが登場するとホール全体が熱気にあふれ、活力を印象付けた。
スラックライン身近に 大町「クロスライン」が仁中に寄贈

 ベルト状のラインの上でバランスを取るスポーツ「スラックライン」を身近に感じてほしいと、大町市のチーム「クロスライン」は8日、スラックラインを疑似体験できる器具「スラックレール」30本を仁科台中学校に寄贈した。気軽にできるスラックレールで運動してもらうとともに、競技の広がりにも期待を込める。
安心な芸術祭へ専門家参画 大町の実行委 コロナ対策特別部会発足

 大町市の北アルプス国際芸術祭実行委員会は10日、新型コロナウイルス感染症対策特別部会を立ち上げた。今年8月に開幕を予定する芸術祭の安心安全な実施に向けて、コロナ感染防止対策を確立する。特別部会は、芸術祭の感染防止対策に関して助言や提言を行う機関。芸術祭運営にかかる感染防止対策やコロナ感染拡大状況に応じた中止や延期などついて検討する。
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