2021年3月12日(金)付

コロナワクチン電話で相談 大町市コールセンター稼働 専用ダイヤル 0261-85-4402

 新型コロナウイルスワクチン接種大町市コールセンター(市中央保健センター内)が11日から稼働し、接種に関する全般的な相談の電話受け付けが始まった。「接種を受けるための手続きは、予約方法は」「いつから、どこで接種が受けられるのか」など、市民から寄せられた疑問や不安点に担当職員が詳しく答えていく。電話相談専用ダイヤルは026185 4402。コールセンターをまとめる市民課の下條勉・課長補佐は「市民の接種に対する疑問や不安を解消しながら、円滑に、安心して接種が受けられる環境を構築する」と話した。
桜のふるさとCFで守れ 池田の夢農場水野さんの遺志継ぎ募る

 サクラの名勝で知られる池田町陸郷地区の観光農園・夢農場は12日から、施設一帯の環境整備費用をクラウドファンディング(CF)で募る。新型コロナウイルス感染拡大の影響で収益が減少し、今年1月には景観づくりを主導したオーナーの水野龍二さん(享年74)が他界。遺志を受け継ぎ、ふるさとの景色を守ろうと、出資への協力を呼び掛けている。
消印に「てるみん・ふ〜みん」 池田郵便局 地域の魅力 全国発信

 池田町の池田郵便局は10日、地域の景色や文化をモチーフにした消印「風景印」をリニューアルした。地元のマスコットキャラクター「てるみん・ふ?みん」をデザインし、郵便物に乗せて池田町を全国にPRする考えだ。窓口で希望者の郵便物に押印する。同郵便局はこれまで、大峰高原や相道寺などをデザインした風景印を使ってきた。誰もが親しめる絵柄を取り入れ、地域の活性化につなげようと、40ぶりに絵柄を更新。原画を松本市の木版画家・塩入久さん(71)に依頼した。
「やりたいこと」の伝え方学ぶ美麻小中 地域住民も参加特別授業

 大町市の美麻小中学校(山岸澄雄校長)で5日、大学教授を講師に招く特別授業「フィールドワーク研修会」が開かれた。同校の5?8年生55人が、来年度からの総合的な学習に向けて「やりたいこと」の目標を定め、伝え方などを学んだ。前半には、自己紹介での練習の後、実際に「4月からやりたいこと・やるべきこと」に焦点をあててフリップトークを行った。
被災者に心寄せ防災誓う 東日本大震災10年 黙とう捧げ教訓に

 大津波により多くの死者と行方不明者を出した東日本大震災からちょうど10年となる11日、官公庁では、地震発生時刻の午後2時46分に合わせ黙とうが行われた。震災により命を奪われた死者の追悼とともに被災者に心を寄せ、いかなる災害にも対応できる強固な防災体制の構築を誓った。
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