2021年3月14日(日)付

移住経験者の声 生配信 大町市 全国規模のイベント参加

 大町市は13日と14日、全国規模の移住イベント「JOIN移住・交流&地域おこしフェア」にオンライン参加し、移住相談を行っている。コロナ禍で同イベントが延期、オンラインへと開催形態が変わる中、動画配信サイト「Youtube(ユーチューブ)」を活用した移住経験者の対談を生配信し、積極的に地域の魅力をアピール。大町市への移住の勧めを呼び掛けている。
 新しい取り組みとして実施した生配信は、「大町で子育てを選択したパパ」「サイクリングの魅力」などのテーマを分けて、移住者が語る様子を配信した。
仁科神明宮の歴史解説 大町 境内の展示館・通年公開

 大町市社宮本の国宝・仁科神明宮境内の、旧宝物殿を活用した展示施設「国宝仁科神明宮歴史展示館」が、13日から通年公開を始めた。神明宮の歴史や地域を治めた仁科氏の関わりを分かりやすくまとめ、地元の歴史に理解を深めることができる。
 展示は、宮本の自治会や商工団体、市教委などでつくる「仁科の郷イベント実行委員会」が企画。市教育委員会が監修した。
3年生に感謝込め「送る会」 小谷中 卒業祝い思い出深める

 卒業式を間近に控えた小谷村の小谷中学校で12日、「3年生を送る会」が開かれた。これまで学校の中心として頑張ってきた3年生に感謝を込め、下級生がさまざまな出し物を披露して最後の思い出を深めた。
 3年間の足跡を記録した思い出の映像や、下級生から卒業を祝う心のこもったメッセージ動画、歌などが次々に披露された。3年生からも感謝と激励の言葉、歌が贈られ、送る側も送られる側も思い出深い時間を共有した。
10年目灯篭集め 被災地へ願い 「3・11復興の灯in おおまち」

 多くの犠牲者を出した東日本大震災からちょうど10年の11日夜、大町市総合福祉センターの中庭などが、被災地の復興を願う灯籠の幻想的な明かりで照らされた。
 市社会福祉協議会が企画した「3・11復興の灯in おおまち」として、手作り灯籠を募集したところ、3歳から90代まで幅広い世代の市民から約150個が集まった。LED等の電球をそれぞれセットし、灯籠で円を描くなど飾り付けた。
ワクチン接種 訓練で確認 池田 医療従事者や町職員が実践

 新型コロナウイルスのワクチン接種に備え、池田町は12日夜、集団接種会場の町総合福祉センターやすらぎの郷でシミュレーションを行った。医療従事者や町職員など約50人が参加し、住民への対応を実践する本格的な訓練で一連の流れを確認、課題を探った。
 シミュレーションでは1人当たり1時間〜1時間半ほどの所要時間を見込み、実際に接種に携わるスタッフが住民役を相手に対応。受け付けから予診票の確認、問診、接種、30分ほどの経過観察までを実践した。
防犯グッズで特殊詐欺啓発 SST JA女性部総会に併せ

 大北防犯協会連合会と防犯ボランティア「セーフティー・サポート・チーム(SST)」は11日、大町市のJA大北アプロードで開かれた同JA女性部の総会に併せ、出席者に特殊詐欺被害防止の啓発活動を行った。防犯グッズを配布し啓発するとともに、日頃地域と関わりがある女性部から高齢者に注意喚起をしてもらうよう呼び掛けた。
 出席者自身の被害防止とともに「地域の皆さんに特殊詐欺に気を付けるよう声を掛けてほしい」などと呼び掛け、地域で特殊詐欺被害を防ぐ環境づくりを図った。
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