2021年3月17日(水)付

地域の魅力かるたで紹介 美麻小中 9年生が制作 貸し出しも

 大町市美麻地区の魅力を多くに人に知ってもらいたいと、美麻小中学校9年生15人が、美麻の名産や民話、文化などを遊びながら学べる「美麻かるた」を制作した。5年生時から総合的な学習の時間で地元住民の協力を得ながら制作を進め、今月に完成。「地域の人も県外の人も、子どもからお年寄りまで多くの人に見てもらいたい。美麻の良いところを知ってほしい」と思いを込める。
白馬中生へ「災害知って」 震災10 年卒業生の父・木村さん講演

 白馬村の白馬中学校(浅原昭久校長)で15日、2011年の東日本大震災で被災し白馬村で避難生活をしながら津波で犠牲になった家族を捜索していた木村紀夫さん(55)=福島県いわき市=の講演が行われた。震災から10年の節目に、長女が通った白馬中の後輩たちに被災の生の体験談を伝えた。
大学生ふるさと描く 地元出身峯村さん 松川駅の看板制作

 松川村が、JR信濃松川駅のホームから望む大型観光看板をリニューアルした。地元出身の大学生・峯村尭たか明あきさん(20)=石川県野々市市=が、ふるさとのPRに協力しようと制作。温かみがある「イラスト風」のデザインで安曇野の原風景を描き、村の玄関口を飾っている。看板は縦2b×横4bで、地域のシンボル有明山を背景にした田園風景が広がる。
ワクチン高年齢順に接種 松川村 65歳以上4月下旬開始


 松川村は16日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、65歳以上の村民を対象に4月下旬から開始する方針を示した。ワクチンの数が限られるため、高齢者福祉施設の入居者を優先。続いて集団接種や個別接種を、原則として年齢の高い順に行う考えだ。村議会3月定例会の一般質問で明らかにした。
画家が表現 宮沢賢治の世界 安曇野市の森のおうち 『春と修羅』初版本展示も

 安曇野市穂高有明の絵本美術館森のおうちは、「宮沢賢治絵本原画展」を開催している。宮沢賢治(1896?1933)の作品にインスピレーションを得た画家たちが、感性豊かに描いた原画やタブロー50点以上を展示する。4月13日まで。
テレワーク、街再生担って 大町市「地域おこし協力隊員」募集

 大町市は今月末まで、中央通りにあるコワーキングスペース「北アルプスentrance」を拠点に、テレワーク事業の推進や官民連携まちなか再生推進事業などを担う「地域おこし協力隊員」を募集している。東京、名古屋、大阪の大都市圏での経験を生かした地方と都市をつなぐ新たな事業展開に期待を寄せる。
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