2021年3月19日(金)付

新生活の希望胸に巣立つ 白馬・小谷小中 コロナ禍乗り越え卒業式

 白馬村と小谷村の小中学校で17日と18日、卒業式が開かれた。小谷小学校では18日に開かれ、中学校の真新しい制服に身を包んだ20人の卒業生が、6年間の小学校生活への感謝と中学校生活への希望を胸に学びやを巣立った。
 小谷小では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、昨年は在校生が出席しなかったが、今年は4・5年生と保護者、来賓らが参列。1年生から3年生までは教室のテレビ画面からオンラインで見守り、コロナ禍を乗り越えて最終学年を立派に過ごした卒業生の門出を祝った。(写真は小谷小)
保護者の間近で証書授与 池田・松川小中 工夫凝らし卒業式

 池田町と松川村で17日と18日、小中学校の卒業式が開かれた。本年度は池田で小学生67人と中学生76人、松川で小学生85人と中学生84人が卒業。各校が新型コロナウイルス対策を講じた式典で、卒業生の門出を祝った。
 松川中学校の卒業式は17日に開かれ、男子45人、女子39人が卒業。新型コロナ対策として、式典への在校生の出席を制限するなど規模を縮小した。一方で保護者席の間近にステージを設け、卒業証書の授与を披露。在校生の教室にも式典の様子を中継する工夫を凝らした。(写真は松川中)
会染保にランドセルカバー 池田町 交通安全 山雅招き寄贈

 池田町は17日、小学校への入学を控えた会染保育園の年長児29人に、交通安全のランドセルカバーなどを贈った。ホームチームのサッカーJ2松本山雅から元選手の山本真希さんらを招き、チームや町のマスコットをデザインしたカバーを配って、無事故を願った。
 カバーはチームマスコットのガンズくんや町のキャラクターてるみん・ふ?みんをあしらった特別製。山本さんらがチームグッズと一緒に園児一人一人に手渡し、「卒園おめでとう」と声を掛けた。
コロナ対策に体温計 第一生命 非接触型 松川村に贈る

 新型コロナウイルス感染防止に役立てようと、松川村の第一生命北安曇営業オフィスは15日、スタンド式の非接触型体温計2台を村に贈った。
 同社は昨年11月、住民の見守り活動に関する連携協定を村と締結。村内営業所の職員が営業活動で村内を巡回する際、高齢者や障害者、子どもなどの安否を確認している。地域との連携の一環として体温計を寄贈した。
山岳救助に長年尽力 大町署 遭対協隊員9人に感謝状

 大町署は18日、長年にわたり山岳遭難の救助や防止に尽力したとして、北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会(遭対協)の救助隊員9人に署長感謝状を贈った。
 受賞者は大町市の今滝郁夫さん、池田町の榛葉伸男さんと大場淳治さん、白馬村の松澤幸靖さんと泉秀和さん、松原慎一郎さん、小谷村の鈴木重孝さんと鷲澤善和さん、深澤一輝さんの40代から60代までの9人。長い人で50年近くにわたって、遭対協に所属している。
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