2021年3月21日(日)付

大町西小150周年へ始動 実行委発足 来年式典地域と祝う

 2022年に創立150年を迎える大町市の大町西小学校の節目を祝おうと、大町西小学校開校150周年記念事業実行委員会が20日、発足した。明治から連なる歴史を感謝と共に振り返り、大きな節目を在校児童や卒業生、地域住民と祝う日に向けて本格的に始動した。近年の歴代PTA会長を中心とした実行委員会に、事務局・記念式典・祝賀会・記念誌編集・記念事業の各部会を置き、記念式典や桜の木に関連する事業など詳細の準備を進める。式典は2022年度の秋ごろになる見通しだ。
学業成就ランドセル清め 大町・金山神社 松川・有明山社 新学年へ健康と安全願う

 大町市平借馬の金山神社と松川村の有明山社で20日、小学新1年生など、新学年を迎える子どもたちの学業成就などを祈願する祭事が行われた。子どもたちは、新しい友達と元気に楽しい学校生活を送れるように、家族は子どもたちの健康と安全を願った。
企業参加で「いけ弁」活用 池田 飲食店支援の動き広がる

 新型コロナウイルスの影響で飲食店が疲弊する中、池田町で町内店舗の弁当を配達する町観光協会のデリバリーサービス「いけ弁」を活用するなど、企業による支援の取り組みが広がっている。食品製造会社・アサヒコ安曇野工場では観光協会を通じて17日と18日、全従業員44人分を注文。弁当が届くと、従業員が「待ってました」と喜んでいた。担当者は「地域に根差した企業として、池田町を応援したい。他の事業所にも広がっていけば」と話した。
「遊ぶ子ども」の情景描く 松川のちひろ美術館 赤羽末吉展も同時開催

 松川村の安曇野ちひろ美術館で、今期の春の展覧会が始まっている。画家・いわさきちひろ(1918?74)が遊びの情景を描いた作品や、日本を代表する絵本画家・赤羽末吉(1910〜90)の画業を紹介している。5月30日まで。同美術館は今期から、多言語のデジタルガイドサービスを開始した。手持ちのスマートフォン端末で館内に掲示されるQRコードを読み込むと、作品の解説が音声と文字で楽しめる。
雪間に浅い春 大町 花の姿ひそやかに 

 春の訪れを告げるように、ひそやかに咲く花々と、消え残る雪、日差しが織り成す穏やかな景色。今年の大町市は3月1日の最高気温が15・6度となり、以降も10度を上回る日が多く、足早に雪解けが進む。
八坂の魅力アルバムに 大町 中学生徒会が住民とフォトコン

 大町市の八坂中学校生徒会(新山鼓太郎会長)は本年度、八坂地区内の魅力を写真で伝えるフォトコンテストを開いた。全58点が集まり8日、22nのアルバムが出来上がった。市八坂支所やJR信濃大町駅などに配布した。応募のあった写真は今年3月の「やさかだより」にも掲載するなど、地域全体を巻き込んで盛り上がった。思わぬ景勝地に「どこで撮ったの?」「こんないいところ、今まで知らなかった」と、地域内でも話題になっている。
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