2021年3月26日(金)付

マイナンバーカードで証明書 大町市役所 端末機で用紙記入不要

 大町市は、市役所市民課窓口近くに設置した専用端末機でマイナンバーカード(個人番号カード)を使い、住民票や印鑑証明、戸籍証明を取得できる「らくらく窓口証明書交付サービス」を始めた。県内でも導入している市町村は少ないといい、用紙への記入省略や窓口での待ち時間短縮などにつなげる。
 サービスを利用するためにはマイナンバーカードの所持が必要になる。同課は「事務手続きでの接触機会が減らせることでコロナ対策にもつながり、用紙記入などの手間も省けて便利な機能。ぜひ利用してほしい」としている。
シーズン終盤 競技で交流  白馬のクラブ 村民スキー大会

 白馬村スキークラブ(中村光志会長)は21日、白馬さのさかスキー場を会場に「第8回村民スキー大会」を開いた。村ジュニアスキークラブに所属するクラブ員をはじめ、中高年など幅広い世代の50人余りが参加。シーズン終盤の競技大会を楽しみながら、交流を深めた。
 例年は個人・団体戦を行っているが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、個人競技のみ実施した。スキーを始めたばかりの小学生未満の園児から、60歳以上のカテゴリまで広く設け、より多くの人が表彰される喜びを広げた。
駅前花壇にシトラスリボン 松川村商工会女性部 コロナ終息願い植栽

 松川村のJR信濃松川駅前の花壇に24日、約800株のパンジーやビオラで描いたシトラスリボンなど地上絵が登場した。村商工会女性部が新型コロナウイルスの終息を願い、色とりどりの花で村の玄関口を飾った。6月ごろまで楽しめそうだ。
 今年は会員11人が参加し、村内の女性生産者でつくる「Mフラワー」が育てた花を定植。感染者や医療従事者への差別解消を訴えるシトラスリボンの他、住民を元気づけようと風船やハート、チョウなどを描いた。
地域の仕事体験で学ぶ 池田 高瀬中2年生 25事業所へ

 池田町の高瀬中学校の2年生69人は23〜26日、職場体験学習を行っている。町内25の事業所で、さまざまな仕事を体験した。昨年夏に予定していた学習をコロナの影響で延期し、3年生に進級する前の春休み期間中に実施した。
 事前に、講師を招いてのマナー講座や、町の産業に関する学習などを行ってきた。生徒らは、農業や機械・加工、サービス、福祉、公共施設などから希望の分野を選び、2日間の日程で、事業所へと出向いていた。
ファットバイクで湖1周 まちのてらこや実行委 小中生 大町の自然に触れる

 小中高生の居場所づくりや、若い世代に大町市の魅力を発信する活動を行う「まちのてらこや実行委員会」(小林秀徳代表)は22日、太いタイヤを備えた「ファットバイク」で市内を巡るイベントを開催した。小中学生など5人が参加し、木崎湖を1周。景色を堪能し、大町が誇る自然の豊かさに触れた。
 実行委は、信州大学生や大町岳陽高校の生徒、卒業生らでつくり、本年度は小中高生の居場所となるイベントや、オンラインによる進路・勉強相談などをしてきた。春休みに入り、地元の小中高生に大町の自然に触れてほしいとイベントを企画した。
大町・蔦屋書店で再び強盗 現金奪い逃走 同一犯か

 24日午後9時前、大町市常盤上一の蔦屋書店大町店で、バールのようなものを持った男が押し入り、現金約19万円を奪って逃げた。同店では先月10日にも同様の手口による強盗容疑事件が起きており、大町署は同一犯の可能性もあるとみて、男の行方を追っている。同署によると、男は女性店員に身振り手振りで要求し、現金を奪って逃走した。事件当時は営業終了間近で、店内に複数人の従業員がいた。客はいなかった模様。
 同署はフリーダイヤル(0120・110・726=24時間受付)で情報提供を求めている。
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