2021年4月4日(日)付

野球体験楽しさ触れる 大町白馬リトルが教室

 大北地域の小学生が所属する硬式野球チーム「大町白馬リトルリーグ」は3日と4日、野球体験教室を大町市社公民館横の社B&Gグラウンドで開いている。初心者の小学生がキャッチボールや試合などを体験し、野球の楽しさにふれた。
 3日午前は、市内から野球を初めて体験する5人が参加。キャッチボールなどでボールの扱いに慣れた。チームメンバーと軟式ボールを使う「ティーボール」の試合にも挑戦。ピッチャーを置かず、支柱上に置いたボールを打って出塁する初心者も気軽にできる試合で、子どもたちは力いっぱいバットを振り抜き、快音を響かせた。
「鵜山の桜並木」満開に 池田

 池田町中鵜地区で「鵜山の桜並木」が見頃を迎えている。「信濃富士」と称される有明山など北アルプスの山々を背景に、満開の花が並木道を包む。
 気温の上昇により開花が一気に進んだ。地元住民でつくる鵜山桜並木保存会の矢口武人会長によると「いつもより花は早いが、花はまあまあ良い」という。 町内ではクラフトパークや陸郷などでも桜の見頃を迎えている。
自社醸造の初ワイン発売 池田 ドメーヌ・ヒロキが4種類

 池田町会染渋田見に昨年開業した町内初のワイナリー「ドメーヌ・ヒロキ」は3日、自社で醸造した初めてのワインを発売した。栽培から醸造・瓶詰めまで自社で行う「ドメーヌ」の名が付く「ソーヴィニヨン・ブラン」など4種類。社長の横山弘樹さんは「地元に愛されるワインになってほしい。特別な時に飲んでもらえれば」と思いを込める。
 ワイナリーは昨年7月に開業、父親の嘉道さんが会長を務める。町内でワイン用ブドウを栽培し、ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネ、メルローなどを作る。
ごみ拾い水仙街道きれいに 小谷 子育てサークル 作業に汗

 小谷村の土谷地区の、未就園児の親子の自主子育てサークル「ひなたっ子の会」は3月30日、土谷水仙街道でごみ拾いボランティアを行った。街道の美しい花や緑を楽しみに訪れる人が気持ちよく過ごせるようにと、作業に汗を流した。
 雪解け後の街道は空き瓶や空き缶のごみが目立ち、参加者は隅々まで目を配りながらごみを拾い集めていった。子どもたちには抱えきれないほどのたくさんのごみが回収され、参加者はふるさとを美しく保全していく意識を新たにしていた。
子どものネット依存深刻 大町 コロナ禍 セミナーで学ぶ

 県と県子どもサポートセンターは3月28日、子どもの健全育成を考えるセミナーを大町市児童センターで開いた。教育関係者や保護者など約20人参加し、新型コロナウイルスの影響で深刻化するネットやゲーム依存症への対策を学んだ。
 飯田さんによると、国内のネット依存者は中高生が93万人、成人が推計で270万人以上。新型コロナによる外出自粛の影響で、さらに増加しているという。
冷蔵庫に救急医療情報 北ア広域連合 高齢者向けボトル″成

 北アルプス広域連合は、高齢者が万が一に備えて、救急隊に渡す自身の情報を事前に準備する「救急医療情報キット」を作成した。家の中で目に付きやすい冷蔵庫で保管するボトル型。今月から65歳以上の希望者を対象に、各市町村の地域包括支援センターを通じて配布している。
 キットは持病やかかりつけ医、家族の連絡先などを書き込んだ情報シートをボトルに詰めて冷蔵庫に保管。冷蔵庫の扉にシートの存在を知らせるマグネットを貼っておく。保険証やお薬手帳、診察券のコピーなどもボトルに入れておくことで、緊急時の救急隊の迅速な対応が可能になる。
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