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2021年4月16日(金)付

「雪の大谷」2年ぶり歩く アルペンルート全線開通 50周年節目感染防止に万全

 北アルプスを貫き長野県と富山県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」が15日、今シーズンの営業を開始した。今年は1971年の全線開業から50周年。新型コロナウイルス対策を徹底しながら、節目を祝う記念イベントなどで来場者を歓迎する。
コロナ感染時の投票 課題 行動制限 県が対応検討 

 新型コロナウイルスの感染拡大が再び大北でも広がりつつある中で、任期満了に伴う白馬村議選(定数12、20日告示、25日投開票)の期日を迎える。15日段階で村内の感染者は確認されていないが、感染した場合は感染拡大防止のため行動が制限され、期日前投票期間や選挙日に投票できないケースが考えられる。国は感染者の投票機会確保に最大限努める考えを示している中で、県では対応を検討している。
人気のキャンプ場オープン 松川の馬羅尾高原 コロナ禍でアウトドアブーム

 松川村の馬羅尾高原キャンプ場は16日、冬季閉鎖期間を終え、オープンする。新型コロナウイルス感染症対策のため、1度の利用者数を25人ほどに制限した上で、利用には入場許可証の発行手続きが必要となる。コロナ禍で屋外でのアウトドア人気が高まる中、ゴールデンウイークの予約はすでにほぼいっぱい。ウィズコロナのキャンプシーズンが始まる。
糸かけアートと手まり並ぶ 池田の大雪渓 白馬の久保田さん展示

 池田町会染の大雪渓酒造が運営する「花紋大雪渓」で、糸かけアートと手まりの展示販売が開かれている。糸かけアートは白馬村にアトリエを構える久保田亜矢さん(54)の作品で、「糸かけアートを多くの人に知ってもらいたい」と初心者でも挑戦できる手作りキットも販売している。6月末まで。
関電トロバス功績伝える 大町扇沢記念館開館最後の1台′開

 北アルプスを貫き長野県と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートで、2018年まで大町市扇沢―黒部ダム間を走った、無軌条電車「関電トンネルトロリーバス」の功績を伝える「トロバス記念館」が15日、扇沢総合案内センター内に開館した。県内外から鉄道ファンなどが来館し、現存する最後の車両などを観賞しながら歴史を振り返った。
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