2021年4月20日(火)付

大町市 ワクチン接種開始 高齢者対象 初回120人 知事が視察

 大町市で18日から、65歳以上の高齢者を対象に新型コロナウイルスワクチンの先行接種が始まった。市中央保健センターでは県内で初めて特設会場を設けた集団接種が行われ、阿部守一知事が視察に訪れた。個別接種は19日から、市内医療機関で始まった。
 同センターでは初日、予約した120人が訪れ、医師の問診でアレルギーの有無などを確認。接種を受け、副反応の経過観察ていた。キャンセルや接種後の体調不良などのトラブルはなかったという。
古民家改修 飲食施設に 小谷村 沓掛地区の景観維持にも

 小谷村は本年度、沓掛地区の村有施設「沓掛古民家」を改修する。かやぶき屋根の飲食施設として活用する予定で、隣接する県宝・牛方宿と合わせて、昔ながらの雰囲気が残る同地区の景観維持にも生かす。
 施設は、築140年以上の木造2階建てで延床と付帯部分を合わせて約250平方bの古民家。民間で利用されていたが、空き家となり老朽化も進んでいることから国の地方創生による空き家対策総合支援事業を使い平成29年に村が取得した。
親子和気あいあい 机修繕 高瀬中 予算削減へPTAが協力

 池田町の高瀬中学校PTAは18日、学習机や学習いすの修繕作業を行った。保護者や教員ら21人が参加し、物づくりの楽しさを味わいながら作業に精を出した。町の財政が厳しい中、予算を削減しようと、学校がPTAに協力を呼び掛けた。新しく机を購入する代わりに、天板のみを購入し、表面が剥がれて傷んだ34枚の天板と取り替えた。
 呼び掛けに応じた保護者らが、インパクトドライバ持参で参加。生徒も交えて、テキパキと和気あいあいと作業を進めた。
育てた大豆でみそづくり 松川小 4年生が食育活動

 松川村の松川小学校4年生85人は15日、栽培に関わった大豆「すずほまれ」を使ったみそづくりの仕込み作業を行った。安曇野まつかわ農業小学校の食育活動の一環で、和気あいあいと作業を楽しんだ。
 約30`の大豆を使って、約130`のみそを仕込んだ。子どもたちは作業をしながら「おいしくなーれ」と掛け声をかけたり、「温かい」「気持ちいい」「いい匂い」「おいしい」などと、貴重な体験を五感で味わっていた。
ボルダリング 魅力体感 大町 山岳センターで教室

 大町市の県山岳総合センターで14日から、「わいわいボルダリング教室」が開講した。ボルダリングをこれから始めたい人や、上達したい人など幅広い世代が多数参加して、わいわい♀yしみながら、魅力を体感している。
 参加した子どもたちは「アニメを見てやりたいと思った。初めてだけど楽しい」「次はどこをつかもうかと考えるのが面白い」など、楽しそうに話していた。京屋さんは「ボルダリングの魅力に触れてもらいながら、一流選手が育つ土台をつくっていければ」と話していた。
EV活用の観光模索へ 大町で知事交え意見交換会

 大町市JR信濃大町駅前の電気自動車(EV)レンタル業「ジャパンディスカバリーセンター大町店」で18日、EVの活用策について意見交換会が開かれた。店舗やメーカー、行政などの関係者が阿部守一知事を交えて意見を交わし、観光振興やゼロカーボンの実現などに向けてアイデアを出し合った。
 阿部知事は「国際芸術祭で大町市を(小水力発電を観光と結び付けた)RE100リゾート地域としてお披露目できれば」と話した。
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